The Dave Stewart Songbook Volume One / Dave Stewart & His Rock Fabulous Orchestra (2008)
元ユーリズミックス(Eurythmics)のデイヴ・スチュワート(Dave Stewart)が作曲した曲群を集めたアルバム2枚組。とはいってもオリジナル音源ではなく、新しい面々で新たに録音したと思しき内容。自分はあまりよく調べずにデイヴのキャリアを振り返ったコンピレーション盤だと思って買ってしまったために、冒頭の名曲「Sweet Dreams (Are Made Of This)」でアニー(Annie Lennox)以外の歌が聴こえてきて、あ然…。慌ててジャケットを見返して初めてアルバムの趣旨を知った次第。
ユーリズミックス時代からソングライター、あるいはコラボレーターとして様々なアーティストと共演してきたデイヴ・スチュワート。ギタリストではあるが、主にプロデューサーとしてミック・ジャガー(Mick Jagger)、トム・ペティ(Tom Petty)、ラモーンズ(Ramones)、ボノ(Bono)など自分も好きな錚々たる有名どころと共演作を残している。ここでは多くの曲で彼自身がリード・ヴォーカルをとり、女性ヴォーカルの曲はゲストゲスト(誰か全然知らないが…)に歌わせている。ただ正直デイヴのヴォーカルは悪くはないにせよ、特段の魅力がある訳でなし、各曲のオリジナルを知っている身としては当然それと比べてしまう訳で…。ある程度有名なアーティスト、特に作曲で有名な人って自分のキャリアを振り返るこういうアルバムを作りがちだけれど、果たしてこれを作る意味があるのかな(←失礼だ)。知らない人のカラオケを聴いている気分。もちろん彼の作曲した曲の良さは疑うべくもないのだが…。
amazonにて購入(¥1,139)
- Label : Surfdog Records Ada
- ASIN : B001B1TLRU
- Disc : 2
Eurythmicsがまあまあ好きだったので、その流れで解散後のDaveの作品、「Dave Stewart and the Spiritual Cowboys」と「Greetings From the Gutter」のCDを持っています。
特に「Greetings From the Gutter」は割と気に入ってて、今でも車の中で聴いています。
どうしてもEurythmicsの時も含めて裏方というイメージを持ってしまっているけど、裏方を下に見ているわけではありません。
ボーカルが売りという訳ではない分、ゆるい感じで、これくらいの方が個人的には好みだったりします。
リンク先のAmazon見ました。同じ曲で2曲収録されているのがあるけど、バージョン違いでしょうか?
There must be an angel は入っていないのね。
>「Greetings From the Gutter」
私もこのアルバムは持っています。これは完成度も高くてなかなかのアルバムでしたよね。
私も好きです。
ヴォーカルについては憤りのせいでちょっと言い過ぎましたが(笑)、悪くないです、決して。
ただ私がこのアルバムのコンセプトを理解して購入しなかったものですから…。
>同じ曲で2曲収録
私の持っているCDでは見当たりませんでした。