JR岐阜駅の少し北、日ノ本町にある喫茶店「樹苑」へ。この日は朝、新しく出来た近くの中華粥の店へ行くも、臨時休業なのか閉まったまま(何も案内なし)。もう朝は抜こうかと思っていたが、以前に「イトシン浴場」へ行った時に知って、次に機会があればと思っていたここを思いだした。回転灯が回っているのを確認し、表に自転車を止める。店内はテーブル席が6つ程。ご高齢のお母さんが1人でやっていらっしゃって、先客は2名。東海地方と言えば”モーニング・サービス”だが、ある店、無い店、言わなくとも付いてくる店、言わないと付かない店、色々ある。こちらはどうだろうか「ホット(コーヒーの意)下さい。」と伝えてみた。
テレビを見ながら待っていると、コーヒーに加え、ハーフサイズの山型食パンのトースト、ゆで玉子、茶碗蒸し、マカロニサラダ、それにイチゴジャムがトレイにのって運ばれた。凄い!注文無しでこれ(笑)。もちろんメニューにも書いてないし、自分の見た限り店内にも書いていなかった。ふかふかでバターたっぷりのトーストを咥え、コーヒーを啜る。茶碗蒸しはなぜかモーニングサービスで出ることが多いが、いつ頃からそうなったんだろう。確かに準備も保管も難しくないから一品増やすにはやりやすい品だが、コーヒーに合うとは思えないし、玉子はたいていゆで玉子があるし。にしても頑張り過ぎだよな、コーヒー1杯の値段でこれだもの。有り難く全部いただき、普段は使うことのないイチゴジャムまでしっかりパンにつけていただいた。看板に”Grill”とあるだけあって、食事メニューはスパゲッティ、ピラフ、オムライス、カレー、レスト(定食の意?)と豊富なので、次は食事で寄ってみよう。(勘定は¥400)
↓ JR岐阜駅から北に道路を一本挟んだ区域は、戦後に北満州からの引揚者がバラックから始めた衣服関係の店から発展した「繊維問屋街」がある。かつては「ハルピン街」と呼ばれたらしい。今はどの程度の産業規模なのか知らないが、かつてこの地でアパレルは一大産業だった。日曜は問屋がほぼ休みなので歩いていると人っ子一人おらず、まるで映画のセットみたい(その分、夜は本当に真っ暗闇の所もあるので注意)。
グリル&コーヒー 樹苑
岐阜県岐阜市日ノ本町1-3
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