... Nothing Like The Sun / Sting (1987)
1987年に発表されたスティング(Sting)のセカンド・ソロ・アルバム。若い頃はポリス(The Police)大ファンだった自分だが、スティングのソロには冷たく(笑)、ファーストこそ購入したものの、後はフォローを止めてしまっていた。ベスト盤とかは持っていたのでヒット曲とかは聴いていたのだが…。昨年スティングのライヴに参戦して、やっぱりスティングの声は好きだなと、今更ながら何枚かの過去作を購入。そのうちの1つ。アルバムにはアンディ・サマーズ(Andy Summers)、エリック・クラプトン(Eric Clapton)、マーク・ノップラー(Mark Knopfler)ら豪華メンバーが参加している。
ジャズっぽい雰囲気に大きく傾いたファーストとその後に発表されたライヴ・アルバム。今作もそんな雰囲気は残しつつも、ちょっとポリス時代を思わせるような感じにも仕上がっている。アムネスティーなどの政治活動も活発だった時代だけあって、そういった見聞が影響したと思わせる歌詞の曲も。彼の代表曲のひとつ、03「Englishman In New York」、当時余程ヒットしたんだろうと思いきや、調べてみるとそうでもなかったのが意外。所々ポリス時代や1作目の曲の歌詞を忍び込ませたりのお遊びも見られる。その他、日本のビール企業とタイアップして書いたという07「We’ll Be Together」(→どうも本人は気に入っていないらしい…)、ジミ(Jimi Hendrix)のカヴァー「Little Wing」(→出来は正直今ひとつ…)、など話題性も充分。やっぱりこの頃の色気のあるスティングの声はいいなァ。
ブックオフにて購入(¥330)
- Label : Polydor
- ASIN : B000026NIV
- Disc : 1
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