ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

にこみ亭 @名古屋市中区・栄

2024年11月25日 | 名古屋(中区)

ある日、観劇を終えて少し腹に入れてから帰ろうと立ち寄ったのは猥雑な池田公園近くにある手打うどんの「にこみ亭」。創業は昭和43年(1968)だそう。品書きやらは違うが筒井の「岩正手打ちうどん店」に関係のある店だという話も(未確認)。繁華な場所にあるので行き交う人も多いし、店内もなかなかの盛況ぶり。店内はカウンタ―席とテーブル席が4つ程。奥に小上がりもあるかな。入口横にはちゃんと麺打ち場もある。老夫婦が営んでいるが、この場所で長くやるのは大変だろうなァ。カウンター席に腰掛け「日本酒」と「漬物」をお願いする。

ビールグラスになみなみと注がれた「日本酒」。そのまま運ぶとこぼれるゾ…なんて思っていたら案の定こぼされた(笑)。「漬物」は白菜。胡麻が振られている。ちょっと量が寂しいし、最初から適当に醤油がかけてあるので塩っ辛い。ちゃんと味見してるかな。店名も”にこみ”なので煮込みうどんを頼むのが定石だろうが、外は生憎の暑さと湿度でとても熱いうどんを喰う気にはならない(訪問9月末)。「天ころうどん」をお願いした。「10分程待って下さいね。」と言われ、残りの酒をすすりつつ出来上がりを待った。

主人が釜の中のうどんを長いかき回しの棒で持ち上げ、茹で加減を確認。しばらくして「天ころうどん」が出来上がった。大きめの鉢に盛られていて、少し夏バテで痩せ気味の海老天とほうれん草、赤縁のかまぼこ、刻みネギが盛られている。つゆには氷も入れられていた(要らないけれど)。うどんは中細打ち。やや細目のものも混入している。まだ麺に少し温かみが残っているのが自分にはいい感じ。天ぷらは今ひとつだったけれど、つゆの加減良く旨かった。次は寒くなってから「味噌煮込みうどん」を。(勘定は¥1,750)

 

三代目 手打めん処 にこみ亭

愛知県名古屋市中区栄4-12-21

 

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