Young Hearts: Complete Greatest Hits / The Steve Miller Band (2003)
最近になって聴き始めたスティーヴ・ミラー・バンド(The Steve Miller Band)。実はずっとこのバンドの詳しい事は知らず、バンド名からカントリーか何かかと思っていたぐらい馴染みがなかった。たまたま何かのコンピで80年代頃の曲を聴き、お、こんなポップな曲もやっているのかと急に気になり出したのでベスト盤を購入してみた。全盛期(主に70年代中~80年代前半)の日本での認知度はよく知らないし、どういう人脈があるバンドだったのかの知識も無かったが、60年代にはあのボズ・スキャッグス(Boz Scaggs)や、ニッキー・ホプキンス(Nicky Hoplins)も参加していたことがあったと知って驚く。
時代順に並んでいる訳では無さそうなこの編集盤、シンセサイザーを使っている曲があったりなんかして自分の思い込みが刷新されていく。スティーヴ・ミラー本人と思われるギターのリフも、ストレートなロックンロールといった感じではないのに妙に印象深くてクセになるのが多く、聴いてみてどんどん惹かれていった。写真も映像もほとんど見たことがなかったのでちょっと検索してみたが、うーん、やはりロック・ヒーローとしてはちょっと容姿が地味か…(失礼!)。名盤と呼ばれる「Fly Like An Eagle」あたりを買ってみようかな。
ネットショップにて購入(¥487)
- Label : Capitol
- ASIN : B0000C0FEQ
- Disc : 1
さすがムンドリさん、ご存じでしたか。
いやぁ、自分は全然聴いたことなかったんですよねー。だから邦題並べられても全然ピンと来ない(苦笑)。
>『Abracadabra』
まさに自分が聴いて「!?」と思ったのがその曲です。なるほど、J・ガイルズ・バンドの「堕ちた天使」か。
往年の渋めのロックバンドが路線を変えてPVの力も借りてヒットっていうパターンですね。
”ジョーカー”でヒットを飛ばしたあと、70年代後期のヒット・アルバム(『鷹の爪』、『ペガサスの祈り』)は聴きやすいね。もっとブルーズっぽいのがお好きなら初期のアルバムかな。
『Abracadabra』は、J・ガイルズ・バンドでいえば”落ちた天使”(アルバム『Freeze Frame』)にあたるのか?(笑)