Deep Cuts 2 / Queen (2011)
2011年に出たクイーン(Queen)の「Deep Cuts」と題されたちょっと捻ったコンピレーション盤の第2弾。前作と同様に通常のコンピ盤ではなかなか選ばれないような曲が多く収録されている。今回は70年代中後期から80年代初めという括り。クイーンの中でも異色の構成を持った01から始まる。78年の「Jazz」収録曲で中東の雰囲気を纏っていて、なぜかフレディ(Freddie Mercury)のイメージ(髭?)にも合って面白い曲なのだが、イントロ~Aメロの入力レベルが低く、それに合わせてヴォリュームを上げていると2Aメロでいきなりびっくりするというのを毎度繰り返している(笑)。
このコンピが発売されたのはクイーンがEMIからユニバーサルに移籍したタイミング。新たにリマスターがされたのでそのショーケースという形で廉価で発表されたのだろう。ただ前作同様に何かこう、この2011リマスターの音にはしっくりこない。時代やアルバムで音質や耳障りに違いがあるのは理解しているが、このコンピを通して聴くとリマスターの結果なのか、より曲毎のデコボコ感が顕著に感じられる気がする。選ばれている曲がそうなのか、曲順でそう感じるのか。それが面白いんじゃと言われれば、確かにコンピの面白さはそういう所にもあるのだが、何だか聞き辛いんだよな…。次は「3」か…(←買うのか!)。
ネット・ショップにて購入(¥741)
- Label : Island
- ASIN : B004WS7QYE
- Disc : 1
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます