ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

Original Album Series / Bootsy's Rubber Band

2022年04月28日 | ソウル・ファンク・R&B

Original Album Series / Bootsy's Rubber Band (2010)

毎度お馴染み簡易紙ジャケ5枚組CDの「Original Album 」シリーズ。今回購入したのはブーツィー・コリンズ(Bootsy Collins)のバンド、ブーツィーズ・ラバー・バンド(Bootsy's Rubber Baんd)の5枚のオリジナル・アルバム・セット。収録されているアルバムは以下の5枚。

・Stretchin' Out In Bootsy'S Rubber Band  (1976)
・Ahh…The Name Is Bootsy, Baby!  (1977)
・Bootsy? Player Of The Year  (1978)
・This Boot Is Made For Fonk-N  (1979)
・Ultra Wave  (1980)

最後のアルバムだけはブーツィーの個人名義。ジェームス・ブラウン(James Brown)率いるJBズ(The JB's)、そしてジョージ・クリントン(George Clinton)率いるP-Funk(Parliament-Funkadelic)というファンクの2大巨頭のバンドを渡り歩いた。かの巨匠2人の薫陶を受けた、というより彼の個性的なベース・プレイをどうしても欲しがった巨匠が呼び寄せたと言っていいんだろう。満を持して発表された彼自身のバンドがコレ。JBとの関係がどうなったかは知らないが、ジョージ・クリントンとは良好だったようで、この5枚のアルバムは全て彼との共同プロデュース。

そもそもこのバンドもP-Funkのサイド・プロジェクト的な発生だったようで、P-Funkでの活動と重なっている。細かいクレジットはこのセットでは分からないが、調べてみるとメイシオ(Maceo Parker)やフレッド・ウェズリー(Fred Wesley)も参加しているようだ。奔放なブーツィーのベースと同様に特徴的なのが彼独特のヴォーカル。何ともとぼけたような高い声だし、決して上手い訳ではないのだが、70年代ファンクのド派手で明るいイメージとはぴったり。80年代に入って発売された5枚目となっても路線はさほど変わらないが、個人名義になったのは何か理由があったのだろうか。

ネットオークションにて購入(¥1280)

  • Label ‏ : ‎ Warner Music
  • ASIN ‏ : ‎ B003097AFQ
  • Disc ‏ : ‎ 5

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