ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

川原せんべい屋 @岐阜県高山市

2020年08月14日 | 岐阜県(飛騨)

ずっと雨予報だったが、何とか沢山は降られなかった高山市内での散策。自転車で古い町中や郊外を走り廻る。コロナ禍(訪問時は第一波の後)の為、海外から度を超える数の観光客が押し寄せていた以前と違って落ち着いた市内。観光客は戻ってきているようだが聞こえてくるのは日本語だけになっていた。走っていると繁華な場所から少し駅方面に外れたところにある手焼きせんべいの店に目がいった。民家の軒先といった感じの売場には”高山のせんべい・製造直売所”とあったが屋号は出ていない。後から調べたら「川原せんべい屋」というのだそう。土間に置いた昔懐かしいガラスケースの中に素朴なせんべいが並んでいる。昔から飛騨地方に来るとドライヴ・イン(←懐かしい響き)や土産物屋でよく目にした薄い色の塩せんべい。長いこと食べてないナと買って帰ることにした。店に入って奥に声を掛けると主人が出てきた。”えび””たまり””ミックス””油”などの種類があったが、ここはやっぱり昔食べた塩味をと「塩せんべい」を一袋購入して家に持ち帰った。

雨続きで湿度が高いのでもっと天気が良くなってから開けようと思ったが、どのみち袋の中には乾燥材も入っていないので早い方がいいと、帰ってからすぐに封を開けてしまった。軽くて素朴なせんべいが6枚。元々こうなのか、本当はもっと乾燥しているのか知らないが、パリッ、サクサクッという感じではなく、ミシッという食感。ほのかな塩味。うん、懐かしいなァ。晩酌の時間に封を開けたのだが、これが意外と日本酒に合う(笑)。ま、米と米だから不思議でも何でもないか。少し時間が経った時はトースターを最弱のワット数にして少し焙ってみた。芯までパリパリになるという訳ではなかったが、少し風味が上がってなかなか。次に機会があったら”油せんべい”というのを食べてみよう。(勘定は¥360)

 

 


 

↓ 宮川沿いの片原町にあった「新名鍛冶屋」(建築詳細不明)。古い街並みに溶け込んだ吹き抜けの作業場が渋い。外国人観光客に「何の店ですか?」と質問されるのだろう、”BLACKSMITH"と貼紙がしてあった。

 

 


 

 

手焼きせんべい専門店 川原せんべい屋

岐阜県高山市花川町35

 

( 高山 たかやま かわはらせんべいや 川原煎餅屋 高山のせんべい 製造直売所 しおせんべい 塩煎餅 おみやげ 近代建築 鍛治 )


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