岐阜市八代にある中華料理の「成華」へ。この店が高富街道沿いにあった頃には何度か訪れたことがあるが、こちらに移転してからは初めて。移転したのが平成25年というからもう10年振りになるのか。最近は土日休みで昼のみ営業というから以前にも増して訪れる機会が無くなっていた。この日は昼に近くに居たので車を停めて入ってみた。洒落た店内の厨房には見覚えのあるコック帽をかぶったホテル出身の主人。他に男女2名の手伝いが居る。テーブル席がいくつかとカウンター席がある。カウンター席に座らせてもらい、ランチのメニューを受け取る。ランチは3種のみのようだ。中から選んだのは「エビのチリソース炒めランチ」。
厨房から炒め音が聞こえてきたと思うと、さほどかからず「エビのチリソース炒めランチ」が完成。鮮やかな色をしたエビチリの他、豚バラ肉の角切り炒め、干し豆腐とほうれん草の和え物、水菜のミニサラダ、レタスと玉子のスープ、こんもりと盛られたご飯、搾菜、そしてデザートのタピオカ入りの品という布陣。エビチリはプリップリの食感。しっかりとニンニクが効いたチリソースで間違いない旨さ。豚肉は味噌っぽい濃いめの味付け。スープはしっかり鶏から引いている味わい。なぜか中華料理屋ではよくあるが、ご飯の調子は今ひとつ。あちらの人はこういう炊き方が好きなのかな。最後に甘くて冷たいスープのようなタピオカをいただき、了。また機会があったら寄ってみようっと。(勘定は¥1,500)
↓ 食事の前に訪れたのは11月に木挽町に開館したばかりの「岐阜浮世絵春画美術館」◇。コレクターの方が始められたそう。自分は昔から廣重や国芳の作品が好きで画集とかは集めているが、春画の本物を観る機会は少ない。昔出版された画集は黒塗りがされていたしね。当時どういう人が春画を観ていたのか、女性器は概ねリアルな描写なのに、うして男性器はあんな風に誇張したのかという文化的な側面を含めて興味深く観賞した。もちろんエロティックなだけでなく滑稽な作品が多いのが楽しい。
岐阜県岐阜市八代2-14-5
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