ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

ゑびす @三重県四日市市

2018年06月10日 | 三重県

せっかく電車で来たので帰る前に呑み倒そうと思っていた四日市駅前。出鼻を挫かれ、次に向かったのは大衆酒場「ゑびす」。かなり人気だとは知っていたが、店に入るとほぼ満席の大盛況。かろうじてカウンターの一番端にひとつ席が空いていたので滑り込ませてもらう。自分の後の客は断られるか待たされるかだったので幸運だった。給仕の女性はインカムを使っていたのでしっかり資本が入った店なのかも。まずは冷たいビールで喉を潤す。キリンラガーの大瓶。品書きを見ると魚介を中心としていてかなり種類が多い。値付けも安く品揃え豊富で、人気なのも分かる気がする(これは日本酒だったか…)。どれも旨そうだったが「穴子の天ぷら」を注文した。目の前の漬け場では何人もの調理人が大忙し。ビールを呑みながら待つが、にしても自分の天ぷらがなかなか来ない…。忙しいからだろうと催促はしなかったが、次も時間がかかったら嫌だなと「コロッケ」を追加注文しておいた。

待っても待っても来ない。どういう順番かは自分には分からないので黙っていたが、近くの客が追加した酒肴がさほど時間かからず配膳されたのを見てさすがに「!?」となり給仕を呼んだ。さすがに他の人が次々と平らげている横でビールだけで30分は勘弁…(要らない人も多いらしいが”お通し”って大事だネ)。あわてて給仕が確認に行くがまたしばらく放置され…、届いたのは「コロッケ」…。「(オレの”穴子のクチ”をどうしてくれるッ)」と思いつつも、中身がトロっとして肉の風味がしっかり分かる旨い「コロッケ」をつまんだ(←悔しい・笑)。もうダメ、帰ろうと思った時にやっと届いた「穴子の天ぷら」をピンク色の岩塩でパクパクッと口に入れて席を立った。本当は旨そうな魚介の酒肴で日本酒、そして地元のキンミヤと移行するはずだったんだけどなァ…(涙)。残念。この後に探した2軒にも振られ、もうここで呑むのは止めたッ、と名古屋行きの電車に乗ったのだった。(勘定は¥1,300程)

 


 

↓ 「すわ公園交流館旧・四日市図書館)」(昭和4年・1929・建造)。地元の有力実業家が寄贈した建物。国の登録有形文化財に指定されている。

 

 

↓ 目当ての酒場を求めて彷徨い歩いていた時に通りがかった何となく気になる「西浦センター」(建築詳細不明)。やっているのか、いないのか。

 


 

大衆酒場 ゑびす

三重県四日市市諏訪栄町8-11

 

( 三重 みえ 四日市 よっかいち えびす 酒場 居酒屋 大衆酒場 近代建築 国登録有形文化財  )


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