ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

大越 @東京・神田 (※閉店)

2014年03月19日 | 東京都

1964

昭和39年(1964)創業の大衆居酒屋「大越」。先日連れと入ろうと思ったが、ギリギリ閉店時間となってしまい、後日ひとりの時、空いた時間に改めて訪問。去年、味と居心地で楽しませてもらった「升亀」の隣、神田駅の赤レンガで出来たアーチ状のガード下のお店だ。升亀は残念ながら昨年の末に閉店してしまったが、最期に店で呑む事が出来たのは幸いだった。この大越も以前から何度も入ろうとしていたものの、時間や日程が合わず、実際に入るのはこの日が初めて。

平日だったが、店に足を踏み入れるとウヮーンとサラリーマン達の賑やかな喧騒に包まれる。さすがの人気店、ほぼ満員だ。ちょうど入口近くの席(もちろん相席)がひとつだけ空いていたので案内されて着席。店に入ってすぐに、ここは1人ではちょっと…と軽く後悔。何しろ周囲はかなり賑やかだし、紫煙も濃いので落ちついて呑めなさそう。ま、ちょっとだけという思いで、燗酒(銘柄は不明)と鮪ぶつを注文。それでもお酒は安いし、鮪ぶつも値段が安い割には一部は中トロと言ってもいい位の部位。さすが店の名物になっているだけある。こうなると他のも食べてみたくなり、ついつい追加でもつ煮込みと〆さばも頼んでしまった。〆さばの締め具合も強めだが絶妙。酒肴の時にはこのぐらいの〆加減がちょうどいい。入口近くだったのが幸いして紫煙にも悩まされず、美味しいお酒をいただいた。

まだまだ試してみたい品が壁びっしりに貼られた短冊に書かれている。次は連れと一緒に来ないと。それにしてもこういう品書きがとても多い大衆居酒屋の仕込みは大変そうだなぁ。どれだけ手間がかかるんだろうと思う。それを安い値段で提供する心意気がいいね。(勘定は¥2,000程)

※残念ながら2016年末を以って閉店しました

 

大越

東京都千代田区鍛冶町2-14-3

 

( 神田 かんだ おおこし 居酒屋 酒場 ガード下 )


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