ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

Live At Monterey / The Jimi Hendrix Experience

2024年04月08日 | クラシック・ロック

Live At Monterey / The Jimi Hendrix Experience (2007)

本国では無名のサイド・マンに過ぎなかったジミ・ヘンドリックス(Jimi Hendrix)がイギリスで旋風を巻き起こし、凱旋帰国して地元の観客をあっと言わせた1967年6月のモンタレー・ポップ・フェスティヴァル(The Monterey International Pop Festival )での名演の再発。この音源は改変で悪名高きプロデューサー、アラン・ダグラス(Alan Douglas)によって1986年にやっと発売されたが、彼の仕事の中でも一番評価されたものだろう。それまで断片で、しかもオーティス(Otis Redding)との変てこりんなパッケージでしか発表されていなかったはず。単独のレコードとヴィデオ作品で発売されたのは凄いインパクトだった。自分は当時レコード(写真下左)とVHSで購入。この時の衝撃は凄かった。

 

その後は購入したモンタレーの4枚組ボックスCD(写真上右)にも完全収録されていたのでずっと購入しなかったが、今回中古店で見つけて、遺族が関わっているExperience Hendrixからの再発で何か変わったのか聴いてみよう購入した。

取り敢えずジャケはこれが一番いい。故ブライアン・ジョーンズ(Brian Jones)の紹介によってジミが舞台に上がる(←発表当時これにだってビックリした)。その1曲目、ハウリン・ウルフ(Howlin' Wolf)の01「Killing Floor」、これでいきなりトップ・ギアだ(是非映像も)。ジミはこの後もこの曲を何度か演奏しているが、どのヴァージョンもこのモンタレーの強烈な疾走感には及ばない。音はどうなんだろう、ひょっとしたらリマスタリングで変わっているのかもしれないが、あまり印象に変化なし(→厳密な聴き比べはしていません)。これも一連の再発といっしょで”リパッケージ”というところかな。バンドの「いっちょ、やったるかー!」という意気込みまで伝わってくる歴史的名演。

中古店にて購入(¥980)

  • Label‏ : ‎ Experience Hendrix
  • ASIN ‏ : ‎ B000VI6T6K
  • Disc ‏ : ‎ 1

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