岐阜県本巣市のお好み焼き屋「好(よし)」へ。ずっと前からブックマークしていた店は幹線道路から入った住宅街の路地にあり、知っていないとなかなか分からない場所にある。店の横にバイクを停め暖簾をくぐる。店内は鉄板前のカウンター席と、小上がり席が3つ程。小上がりの方の先客は昼間っから皆ビールを開けていて羨ましい。自分はカウンター席に腰掛けさせてもらった。高齢のご夫婦と手伝いの女性でやっていらっしゃる様子。焼きを担当するのは女将さんだ。上の品書きを見上げて選んだのは「お好み焼き・そば肉玉」。そうこちら”本場広島お好み焼き”を謳っている。お腹が膨れるので普段あまり広島仕様のお好み焼は注文しないが、この日はもちろん呑めないので問題なし。女将さんが鉄板に生地をたらし、キャベツを焼き、肉をのせていく。蓋をして蒸らし、ひっくり返して薄焼きを上にして、重しをのせて更に焼く。別で焼いたそば玉を上にのせ、主人がソースと青海苔をかけて完成。目の前でこの様子を見ていたら堪らなくなって「ノンアルコールビール」(缶のドライゼロ)を注文した。
目の前に移された「お好み焼き」をコテでいただいていく。「切り分けましょうか?」と言われたけれどそのままいただくことに。中のそばの味付けはやさしめ。しっかりと火の入ったキャベツはトロトロの状態に。旨い。玉子は潰れて薄焼きの状態に。最初はコテで切り分けつつ食べていたが、熱いのと具材がバラバラになりがちなので、結局途中で箸に変えていただいていく。大きいのでお腹もいっぱいになった。「いつも大きく作り過ぎやって言われるんですよ(笑)。」と女将さん。全部平らげた後には「よかったらコーヒー淹れましょか?」と言われたけれど「お腹いっぱいです」と辞退。次は「うす焼」「ねぎ炒飯」なんか食べてみたいな。(勘定は¥1,000)
↓ 以前にも訪れた大野町の「北岡田家住宅」(主屋は大正5年・1916・建造)◇(←実は以前にも来たことを全く忘れていた・恥)。塀に囲まれた一区画丸々が住宅になっている。もちろん内側の様子は見ることが出来ないが、自分が訪問した日の翌月に「初夏の特別公開」があったもよう。残念。次はちゃんと調べて機会を逃さないようにしないと。国と登録有形文化財に指定されている。
↓ 「北岡田家住宅」のすぐ西隣にあった貫禄ある住宅(建築詳細不明)◇。表が商店を兼ねていたように見えたのでこれが登録有形文化財に指定されている「旧・岡田酒店」かと思ったらどうも違うようだ(苦笑)。ま、こちらもなかなか年季が入っているが、下調べ不足。
お好み焼き 好(よし)
岐阜県本巣市上真桑2240-187
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