ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

The Soul Cages / Sting

2024年07月02日 | クラシック・ロック

The Soul Cages / Sting (1991)

1991年に発表されたスティング(Sting)の3枚目のソロ・アルバム「The Soul Cages」。プロデュースはスティング本人と、ポリス(The Police)時代からお馴染みのヒュー・パジャム(Hugh Padgham)。レコーディングには後に現在に至るまでずっとコラボレーターとなるドミニク・ミラー(Dominic Miller)が初参加。サックスであのブランフォード・マルサリス(Branford Marsalis)も参加している。当時は興味が無くて知らなかったが、アルバムは本国イギリスでチャート1位にもなったのだそう。アルバムにはのちにベスト盤に含まれたり、昨年の来日公演でも演奏された曲が収録されていて、スティング本人が今も愛着を持っていることが分かる。自分が今頃になってこれを買ったのも馴染みのある曲が収録されていると知ったから(遅い)。

ファーストから続くジャジーな雰囲気は維持しつつも、独特の静謐な感じが前面に。後から調べて知ったが、何でも数年前(当時)に父親が亡くなってから曲が書けなくなっていたそう。このアルバムはそんな父親の死にまつわるコンセプト・アルバムで、船乗りだった父に影響を受けた公開や海をテーマにした曲が並んでいるのだとか。うーん、この辺りはネイティヴでないとなかなか直接歌詞が頭に入ってこないなァ。テーマからいくともっとダークな音楽性なのかなと思っていたがそうでもなく、前知識無しでも十分に楽しめた。いわゆるロックっぽい曲は少ししか見当たらず、彼のキャリアで後々にも顔を出すスパニッシュ・ギターに影響を受けたような演奏が印象的。

中古店にて購入(¥330)

  • Label ‏ : ‎ A&M
  • ASIN ‏ : ‎ B000002GL2
  • Disc ‏ : ‎ 1
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

御園丸正 @名古屋市中区・伏見 (2)

2024年07月02日 | 名古屋(中区 老舗)

ある平日の昼間。用があって伏見で弁当を買うことに。向かったのは御園座の隣にある「御園丸正」。この日も開店してすぐの時間というのに既に何人もの客が入店済み。人気あるなァ。鮮魚店が出している弁当屋なので基本おかずは魚介。弁当の他に汁や惣菜、刺身なんかも売っている。この日選んだのは「丸正のり弁」。紅鮭と銀ダラがあったが銀ダラの方にした。ビニール袋に入れてもらい、目的地へ。

着いた先で機を見て弁当を広げる。どーんと銀ダラがのり、その周りを竹輪の天ぷら、白身フライ、玉子焼、きんぴらごぼう、黒豆などが囲む。銀ダラはメインというだけで、こちらにも紅鮭が入っている豪華版。敷いてある海苔とご飯の間には、鰹節、明太子、昆布佃煮がそれぞれ挟んである。のり弁を食べる時にいつも思うのだが、一枚海苔が敷いてあっておかずとの仕切りというのはもちろん分かるのだが、ご飯はひと口づつ食べにくいし、ずるっと取れてしまったりするし、どうしてこのスタイルが定着したんだろうと不思議に思う。魚は2つとも身が厚く、味付けも濃過ぎずちょうどいい塩梅。これはアレ無しではいられないと、仕事でないことをいいことにこっそりスキットルに入れてきた米のジュースをちびちびとやりながらおかずをつつき、3種の味わいのご飯をいただいて楽しい昼食になった。(勘定は¥980)

以前の記事はこちら (1

 

御園丸正

愛知県名古屋市中区栄1-7-20

 

( 名古屋 なごや 伏見 伏見 みそのまるしょう 丸正 鮮魚店 魚屋 御園座 弁当 べんとう 持ち帰り弁当 惣菜 テイクアウト )

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする