ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

萬珍軒 (2) @名古屋市西区・浄心

2020年09月11日 | 名古屋(中村区・西区)

ある暑い日に自転車に乗って向かったのは浄心の「萬珍軒」。久々の訪問だ。店先に自転車を停めて暖簾をくぐる。やや遅い時間とあって奥に長いカウンターに先客は無し(奥の部屋に誰か居たようだ)。一応冷房は効いているようだが、奥から冷風を扇風機で送っている感じなので涼しくはない。メニューを見て最初は「蟹入り五目チャーハン」を頼んだけれど、メニューとは別に「冷やし中華」の文字を見付けたので、まだ調理が始まっていないことを確認して方針を転換。”おすすめ”としてある「餃子」もお願いした。いつも丁寧な受け答えの2人(親子?)によっててきぱきと調理が始まる。

まずはカウンターに餃子のたれの入った小皿と白菜の漬物の小皿が用意された。先に出てきたのは「餃子」。汗だくだったので本当はビールといきたいところだがグッと我慢。楕円の皿に乱雑に盛られた「餃子」は焼き目がしっかりと付いていて、餡の量は少なめ。もちっとした食感の皮で包まれている。旨い。これでビールをいただかない自分が信じられない…。次は麺を茹で上げてから結構な時間がかかって提供された「冷やし中華」。おっ!? てっぺんにのったトマトがらせん状に綺麗に飾り切りされているのに驚いた。なのに四隅に置かれたまだ温かい茹で玉子は適当な切り方(笑)。具材は千切りキャベツ、人参、きゅうり、チャーシューといったところが細かい短冊に切られ全体に散らされている。マヨネーズと練り辛子は別皿に。具材の中から麺を引っ張り出す。かなりの細麺で、絡まるたれはかなり醤油辛さの強いもの。酢の酸味もしっかりめに効いている。汗をかいていたので旨いなァ。なるほどこのたれだとマヨネーズが合うかもしれない(使わなかったけれど)。具材と麺を組み合わせながらひと筋残らず啜り終えた。(勘定は¥1,300)

以前の記事はこちら

 

 


 

↓ 車で前を通る度に気になっていた康生通沿いの「児玉歯科」(建築詳細不明)。3階建てだし古い建物ではないだろうが、近代建築好きの琴線に触れるような素敵な意匠があちらこちらに。

 

 

 

 


 

 

萬珍軒

愛知県名古屋市西区浄心2-13-25

 

( 名古屋 なごや 浄心 じょうしん まんちんけん 冷し中華 ギョーザ ぎょうざ ラーメン 中華そば 中国料理 中華料理 ランチ セット 近代建築 )


コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« わくり @岐阜県中津川市 | トップ | 古川屋 @岐阜県高山市 »

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
https://blog.goo.ne.jp/kenny6789 (ゲンゴロウ)
2020-09-11 18:29:10
外観といい、店名ネーミングといい、映画のセットみたいですね。
店名の描いてある青い色はテント生地でしょうか。
だとしたら骨だけ残る某●龍とは大違いだなぁと思いながら凝視してます。
浄心なんてどこかまったく知らず。。遠い異国の店かなぁと見つめながらもそそられました。
冷やし中華食べてみたいです。
返信する
Unknown (ハリー)
2020-09-12 06:44:53
ゲンゴロウさん、こんにちは。

>映画のセットみたい

本当にそんな感じですね。中も狭い間口に長いカウンターがあって
いかにもという感じで、きっとゲンゴロウさんなら気に入りますよ!
返信する

コメントを投稿

名古屋(中村区・西区)」カテゴリの最新記事