岐阜市の黒野にある和菓子屋「与志屋老舗」へ。店は旧・本願寺黒野別院横の道幅の狭いかつての商店街と思しき道沿いにある。1軒挟んだ横の駐車場に車を停め店内へ。店に入るとガラスショーケースの中に饅頭や生菓子が、土間にはあられ類も並んでいた。出てきたのはまだ若そうな男性。主人かな。こちら「志ら玉餅」というのが有名なので、それ目当てに来たのだが残念ながら並んでいない。2月からなのだそう…(訪問1月)。目に付いた「栗上用」と「梅」「ふ万十」をそれぞれお願いして紙袋に入れてもらう。
家に帰ってお茶を淹れ、嫁と一緒にいただいた。「栗上用」は普通の白い上用饅頭の皮だが中に栗の粒が入っている。餡はこし餡。こういう皮に栗が入っているのって何だか不思議な感じ。「梅」は綺麗な花の形をした練り切り。しっとりとしたところを「さるや」の黒文字を使っていただく。滑らかな舌触り。葉にくるまれた「ふ万十」はその名の通り麩饅頭。持つと手にくっついてしまうくらい軟らかい。軟らかすぎて黒文字でも上手く切り分けることが出来ない。中にはこちらも甘さ控えめなこし餡。どれも旨かった。次こそは「志ら玉餅」を。(勘定は¥600程)
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御菓子処 与志屋老舗
岐阜県岐阜市黒野389
( 岐阜 ぎふ 黒野 くろの よしや 与志屋 よしやろうほ よしやしにせ 和菓子 上用饅頭 じょうよまんじゅう 薯蕷饅頭 しらたまもち しらたま餅 ねりきり まんじゅう )
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