ある雨の日曜日。用事で出掛けていて夕飯を食べそびれていた。もう遅い時間になったので国道沿いの最寄りで店を探すことに。立ち寄ったのは愛知県一宮市のちゃんぽんの「大光楼本家」。以前は22号線沿いにあり、かなり昔ではあるが親と入ったことがあるかもしれない。その頃からいつも店前に人だかりがしていたりしていた繁盛店。創業は昭和43年(1968)だとか。現在は22号を少し入ったすぐ近くに移転したが訪問は初めて。到着するともう8時を過ぎているのにも関わらず駐車場はいっぱい。入口の券売機で「長崎ちゃんぽん」を購入。1人だったのでカウンター席に座れたが、後からも続々客が入ってくる盛況ぶり。ヤンキー家族っぽい客ばかりなのは時間帯のせいかな。思ったより席は多くないが店員はざっと10人くらいも居る。
しばらくして大きな鉢と大きなレンゲの「長崎ちゃんぽん」が運ばれた。野菜などの具材がこんもりと盛られている。下から本場特注だという麺を手繰ると、つるんとした麺肌で断面が楕円っぽい感じの特徴的なもの。スープは色こそ白濁しているが、味わいはすっきりとした感じで旨い。具材は豚肉、小海老をはじめ、キャベツ、もやし、刻んだ人参、キクラゲ、桃縁のカマボコなど盛り沢山。この具沢山にこの大きなレンゲはなかなか使い勝手が良い。自分はいつもこういうのを食べると麺が先に無くなってしまい、後から残った野菜ばかり口にすることになる。今回も最後のひと口まで麺を残そうとしたが、結局もやしやらばかり口にすることになった(←下手)。こちらはちゃんぽんにも色々なヴァリエーションがあるし、皿うどんやご飯物もあるのでまた寄ってみようか。(勘定は¥950)
愛知県一宮市伝法寺6-15-3
( 一宮 いちのみや ちゃんぽんや だいこうろう だいこうろうほんけ 長崎チャンポン 皿うどん )
一宮の大光楼周辺は、ラーメン屋どころか岐阜タンメン系列の店が数軒、しかも徒歩圏内にあるのにどこも繁盛してるみたいです。岐阜タンメン自体がどこの店も繁盛してるので、妥当なのかもしれませんが不思議でなりません。
ちゃんぽんといえば、津島のオルゴールのほんの少し東にある『ばってん』がいい感じでした。
あの辺りは本当にいつも賑わっていますね。岐阜タンメンに関しては店舗規模に対して
席数が少ないので、ちょっとフェイク行列のような気もしないでもないですが…(笑)。
>『ばってん』
なかなか良さそうな感じですね。ブックマークしとこっと。情報ありがとうございました。
良さげなお店ですね。
麺の断面が楕円なのはOKです。もちろん、丸いのも。でも、四角はダメです。笑
白いスープですが基本鶏ガラだと思います。白いと豚骨を思い起こすのですが
鶏ガラもグツグツ強火で煮出すと乳化して白くなるんですよ。
長崎には2パターンあって白濁したものか、清湯タイプか...。
麺の断面が楕円っぽいので思い出すのが佐賀県武雄市北方の「井手ちゃんぽん」です。ここのスープは豚骨になります。
元々、内陸にあり、かつて炭鉱の町だったため長崎とは違うところが多いです(魚介類が入っていない等)。
名古屋にもあるのですが、井手は本店以外は全店フランチャイズになるので、味は何とも...。
写真を見てみると佐賀には無いメニュー構成で驚きました(汗)。
>白濁したものか、清湯タイプか
清湯のちゃんぽんもあるんですね。こちらではあまり見かけないような…。
でも名古屋には長崎でも見かけなくなったオールドスタイルちゃんぽんが
ガラパゴス化して残ったんじゃ、なんていう興味深い店もあったりして。
大外れのないちゃんぽんですが、最近はちょっと旨味過剰なラーメンっぽく
なっている気もしないでもありません。いつか本場で食べてみたいなァ。
>「井手ちゃんぽん」
そういえばなぜか名古屋にありますね(未訪です)。機会があったら行って
みようかな。