ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

串一 @名古屋市中村区・中村区役所

2019年08月25日 | 名古屋(中村区・西区)

名古屋駅の西、中村区役所駅から600m程歩いたところにある銭湯「地蔵湯」へ。もう90年近く営業しているらしい。遠くに名駅のビル群を望む全くの住宅街の中にある。かなり蒸し暑い中をわざわざ歩いて来たので汗びっしょり。炎天下で人通りも少なく、湯船も長い時間貸切だった。あぁ、気持ちイイ。地蔵湯の後に寄ったのは串かつの「串一」。銭湯から30mくらいにある持ち帰り用の串かつ屋で、銭湯の営業時間に合わせて店を開けているらしい。銭湯から出るとなるほど先程まで店がどこにあるか分からないような戸建て住宅の軒先に暖簾が掛かっていた。中にはご高齢のお母さんが1人。値段も数も書いてないが「1本からでも揚げますよ。」とのこと。3本だけ揚げてもらった。

店には近所の方らしき客がチラホラと買いに寄っている。揚がった串かつを紙で包む際に「ソースどうします?」と訊かれたのでお願いした。ドボンとソースの中に串かつを泳がせ、紙で包みビニール袋に入れて手渡される。一刻も早く口に入れなければいけないっ。でも飲物なしでは…。銭湯に入る前に近所に酒屋を見付けておいたので(←実は計画的)、店先の自動販売機で「サッポロ黒ラベル」を購入。行儀が悪いがそのままいただいた。キンキンに冷えた缶ビールをプシュッと開け、まずは銭湯でカラカラに乾いた喉にゴクゴクッ。袋から取り出した熱々の「串かつ」を口に入れる。ウメー。小振りな串かつは細目の衣。早くもソースで衣がふやけ始めているので次々に口に入れ、口中の油をビールで洗い流した。銭湯+キンキンのビール+熱々の串かつ、間違いない。でも言わば道路で立ち喰いして酒を呑んでいるので職質されなきゃいいけど(笑)。(勘定は¥270/3本)

 


 

↓ 表からはあまり古くは見えないが実は格天井だったり、素晴らしい意匠の男女仕切りや楕円の鏡があったりとなかなかに渋い「地蔵湯」。この地方らしく真ん中に湯船があり、タイルの濃い色がいい。今の季節、水風呂があるのもうれしい。一番風呂でも”もんもん”の人はゼロ。珍しく番台が若い男性だったのはなんか嫌だけど…(笑)。

 

 


 

 

串一

愛知県名古屋市中村区太閤5-24-19

 

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