やってしまった…。深夜のラーメン。しかも家系。ある深酒をした夜、帰る前についフラフラと徘徊し、灯りに集まる虫の如く吸い込まれてしまった。伏見にある「横浜家系らーめん・侍」。名前は知っていたが、この店が出来た頃はもうラーメンの食べ歩きは止めていたので今回が初めて。ビルの1階、奥に進むと入口に券売機がある。シンプルに「ラーメン」のボタンをポチッと。奥にはいびつなカウンター席があり、そのひとつに腰を下ろした。驚いたことに"虫"は沢山居るようで(笑)、深夜にも関わらず先客が5名も。しかも自分の後にもまだ入ってくる。店員は2名、うち1名は外国人。麺の硬さ、味の濃さ、油の多さが選べるが、初訪なので全部「普通」でお願いした。林製麺の麺箱があったから麺はそちら製だろう。でかい寸胴鍋が5つも並んでいて、豚骨を取り出したりしていたのでしっかりここで調理がされているようだ。
さほど時間がかからず「ラーメン」が置かれた。乳化したスープの水面にはチャーシューが1枚、ほうれん草、海苔が3枚と、家系ラーメンの標準具材。特徴的な口当たりの麺を手繰り出す。麺はもっちりとした食感。ストレート麺でもこってりとした豚骨醤油のスープをしっかりと持ち上げて、旨い。看板には極太と書いてあったが、太くはあってもさほどでもない。チャーシューの厚みはあまりないが、家系ラーメンの経験があまり無いし、元祖の店にも行ったことは無いので、こういった仕様が本流とどれほど違うのかは全然知らない。何にしても、オッサンがこの時間に食べてはダメな物だということは分かる(笑)。久々の深夜のラーメン、旨かった。反省。(勘定は¥780)
横浜家系らーめん 侍 伏見店
愛知県名古屋市中区錦2-16-22 第2ブラストンビル1F
( 名古屋 なごや さむらい 侍伏見店 池尻本店 町田家 たかさご家 酒井製麺 吉村家 )
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