ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

The Offspring / The Offspring

2012年10月10日 | パンク・ニューウェーヴ

Offspring

The Offspring / The Offspring (1989)

久しぶりに購入したCDはオフスプリング(The Offspring)のファーストアルバム。インディーズから出されてのちにメジャーで再発になった作品のはず。一時期はまったので全部持っていると思っていたがこれだけは未購入だった。

デクスター(Dexter Holland)のヴォーカルはもう最初から完成されていて、それこそ現在の彼のヴォーカルと比べてもあまり変わらない。はじめから歌がうまくて特長的な声なのでこの時点で凡百のパンクバンドから抜け出ていたんだな。

出来のいい数曲を除くとちょっと単調でアルバムとしてはちょっとメリハリには欠けるか。

そういえば彼らが来日した前回のライヴも名古屋で観たけれど、今でも「モッシュバカ」ばっかりで前の方は最悪だった。全くいつまでやってんだか(←年寄りの戯言です)。ライヴの演奏自体もマンネリ化していて客もイマイチ盛り上がりに欠けていたのが残念だった。

中古店にて購入(¥105)

  • CD (2001/6/26)
  • Disc: 1
  • Format: CD, Import, from UK
  • Label: Nitro Records
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    Other People's Lives / Ray Davies

    2012年10月04日 | クラシック・ロック

    Ray

    Other People's Lives / Ray Davies (2006)

    キンクス(The Kinks)のレイ・デイビス(Ray Davies)のソロアルバム。これまでにもソロでのプロジェクトはたくさんあったし、2枚アルバムも出ているが、いわゆる企画ものでない純粋なソロアルバムとして発表されるのは初めてってことになるのかな。しっとり始まるかと思いきやしっかりロック。一度通して聴いた時にはピンとこなかったが、何度も聴いているとじわじわ効いてきて「あ、いいなぁ」と感じる。彼の曲っていつもそうだ。

    日本盤ボーナストラックは「London Song」。まるでディランを思わせるようなトーキングソング。ラップのようでバンド入りなのでとても若く感じる。

    日本盤を購入したが、レイ・デイビスの場合は歌詞対訳があると助かる。少し哀愁の漂う歌詞は健在。彼の書く詞はもうイギリスの風物詩といっていいくらいのもの。でも我々日本人には決して分かりやすいものではないので、自分なんか多分、彼の魅力の半分も分かってはいないんだろうなと思う(涙)。

    ブックオフにて購入(¥500)

  • CD (2006/2/22)
  • Disc: 1
  • Label: コロムビアミュージックエンタテインメント
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    Greatest Fits / Ministry

    2012年10月03日 | オルタナティヴ・ロック

    Ministry

    Greatest Fits / Ministry (2001)

    最近また少しだけ聴くようになったヘヴィーロックの雄、ミニストリー(Ministry)のベスト。さすがに10年以上前にリマスターされた音源だけに解像度は高いが音圧が低く、全体的にこじんまりとまとまった音という印象。彼らがどんな音楽なのか知るには悪くない。

    中古店にて購入(¥105)

  • CD (2001/6/18)
  • Disc: 1
  • Format: Explicit Lyrics, Import, from US
  • Label: Warner Bros UK
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    Complete Jack Johnson Sessions / Miles Davis

    2012年10月01日 | ジャズ

    Miles

    Complete Jack Johnson Sessions / Miles Davis (2003)

    ファンからもあまりいい声を聞かないマイルス・デイビス(Miles Davis)のコンプリート・セッションズのシリーズ。確かにデータ的にもこじつけが多いし、いくらテイクが違うって言ったって連続で同じ曲を並べてあるとげんなり。正直そんなに暇じゃない。そんな中でこれは割といい評判だったのでいつか安ければと思っていたがとうとう購入。

    そしてこれが…いい。確かに5枚組は通して聴くには長過ぎる。どうしてもつまみ食いになるが、そう聴いても録音スタジオにもぐりこんだかのような緊張感と臨場感があり、大音量で聴いたあとはグッタリ。でもその疲労感も含めて楽しい。

    これがジャズかと聴かれると困るが、ロックだと言われても違和感が残る。もう「マイルス」としか言いようがない。でもその「マイルス」っていう音楽は多分にマイルス自身よりも彼が選んだアーティスト達によって創造されたっていうのがよく分かる。この盤では通しで参加しているジョン・マクラフリン(John McLaughlin)がキモか。

    それにしてもこんな録音をホイッと渡されてこれをまとめるだけでなく、切り貼りして再構築したテオ・マセロ(Teo Macero)は凄いな、ホントに。

    オークションにて購入(¥2658)

  • CD (2006/1/31)
  • Disc: 5
  • Format: Box set, Import, from US
  • Label: Sony
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