息子が(28歳)独り暮らしに憧れて…
いよいよ、来月 横浜で生活を始めます。
今日は、その準備のため役所まわりなどのために出かけました。
明日は、デートでまたまた今年になって4回目のディズニーへ。
(彼女が大のディズニーファン、イースタンのパレードが見たいそうでした)
疲れているのに…
彼女の言う通りになんでもしてあげるようです。まったくね。。
いつの間にか、我が家は…
親離れ子離れ、しました。
一人っ子で、高齢出産で、お仕事(バレエ舞踊家として週5日の仕事と
舞台も出ていたので、舞台の練習が始まると、週6は
深夜にかえって、(バレエの指導は、子どもが学校から帰ってくる時間帯だったので
我が子どもが帰る時間にはいつもいなくて、おばあちゃんにみてもらい
夕飯はたいがいパパと二人だった生活が長く…)
小学校時代は、よその家よりも ママっ子でした。
中学2年になり、ものすごい反発で、私の言うことはまったく聞かず…
高校は、 歩いて20分の自転車通学内の高校なのに…
毎日毎日、遅刻していました。わざと❔
私は、股関節痛の酷いまだ踊りを辞めていない時期に
息子の反抗期が重なって、大ゲンカをしていましたので、辛い時期でした。(50代初め)
お互いに、反目していましたが…
知らないうちに、基に戻りました。
今は、なんでも話せます。話します。
信頼しているので、親の思う通りでなくても…
認めようと思います。
そんなわけで、昨年は、反対しましたが(一人暮らしに)
いくら言っても言うことを聞かないので…
世間のことを知るためにも、独立して、いずれ親はいなくなるので…
一人っ子なので、人様のお世話になって、生きていくことを学ぶ、
大切な旅立ちだと、、思い直しました。
そんな考えをしているときに…
読んだ新聞記事(3/28日 東京新聞)のコラムです。皆さんにも紹介します。
『筆洗』
作家の向田邦子さんが、あるテレビプロデューサーに質問した。
今まで食べたものの中で何が一番おいしかったか。
プロジューサーは答えた。
「おふくろがつくったカレーだな」。
〈細切れ肉の入った、うどん粉で固めたようなのでしょ❔」といったら、
「うん…」と答えたその目が潤んでいた。
私だけではないのだな、と思った〉
寺山修二はカレー屋さんの前を通るたびに母親代わりだった、
おばさんのことを思い出した。
おばさんは、いつも
「食べ盛りの私のためにライスカレーを私のためにお盆に盛ってくれた」。
カレーのにおいやお腹いっぱいの幸せ。
カレーライスには「過去」の扉を優しく開ける不思議な魔力がありそうだ。
3月が尽きようとしている。
4月からの新生活で我が子が家を離れて暮らすという、
ご家庭もあるだろう。
となれば、親子そろっての晩御飯の回数も幾日しか残っていないことになる。
当たり前の光景が当たり前でなくなる。
心からご同情申し上げる。
向田さんによれば、
「お金を払っておもてで食べるのがカレーライス」で
「自分の家で食べるのがライスカレー」だそうだ。
巣立つ子との「別れの晩ごはん」はそれぞれの家の思いでの味「ライスカレー」が
ふさわしかろう。
いつもの皿に大盛で。
「いつでもカレーを食べに帰って来いよ」とだけ言えばいい。
旅立つ子は、その味を忘れまい。
川崎と横浜、隣の市なので、いつでも帰って来れます。
現に、友達はほとんど川崎にいるので…
「川崎で飲んだ時には、家に帰って来るよ」と言ってました。
足が痛むから、引っ越しの手伝いはあまりできないよ、と言いましたら、
彼女と友人が手伝ってくれるそうでした。
さてさて、どうなりますか?
見守るのも楽しみです!!
『変形性股関節症に負けないでね!』