三連休が終わりました。
天皇陛下が80歳傘寿になられて、まだまだ震災復興のために国民のために、
象徴としてはたらかれるお姿は…胸を打ちます。
たかだか、叔母の介護くらいで…根を上げてはいけませんね。
2日3日前から、また、食がほそくなった叔母をいつまた、点滴入院になるのでは?
と、びくびく、やきもきして過ごしています。
そんなわけで、みなさんにお勧めしていましたのに、さっきやっと観ることができました。
これから、書く事は私の個人的感想ですので、色々と書きますがしがらみもないので
8年間の私の思いということで…ご理解ください。
ラベンダーさんは、ご自分が取材を受けて実際は出演をお断りしたので、
思い入れがあった分…あまりの落差の内容に怒り心頭から発奮なさって次のように
言われています。
~以下、ラベンダーさんのブログから引用~
手術一辺倒の股関節の番組を見たことで一段と「保存療法があることを一人でも多くの人に知ってもらわねば。」
という気持ちを強くしました。
保存療法ですべての人がのりきれるとは思いませんが、保存療法で手を尽くして手術にのぞまれた人たちは
「やるだけのことはやった。」という潔い気持ちで手術にのぞめるのではないかと思うのです。
あわよくば保存療法をしてみたら改善して手術をしないで済んでしまうかもしれないわけですし。
「手術すべきか否か」と迷われるケースが一番多そうにも思いますけれど、その判断基準の一つとして
「まずは保存療法を試してみる」ということもあるように思います。
私は内心「このまま(この先の人生をおくる)でも十分。行きたいところには行けるし、やりたいこともできているし。」
と思っていたのですけれど、この番組を見て「客観的に股関節症が良くなった」と言えるのは痛みが無くなった
だけではなく跛行も改善させなければ‥という想いを新たにしました。
私もラベンダーさんの意見とまったく一緒です!
「変形性股関節症」という病気になった時の選択として、若ければ骨切り。
高齢者は人工股関節置き換え術だけでは、、、ねーーー。
病気ではない、一般者から見たら、(ゲストのほっしゃんと女性)痛みがとれて、未来が
明るくなって、万々歳、、というシナリオでした、
が、そんなに単純なお話ではないという事は…
変形性股関節症を長く患っている人や保存で頑張っている人や病気を勉強している
方だったら、だれでも、知っている。。のに。。
アドバイザーが、神奈川リハビリテーション病院の杉山先生(私の入院時は
赴任していなかったので、主治医ではありませんが、8年前に神奈リハで関節唇切除の
手術をして2ヶ月リハビリをしましたから、テレビで映っていたリハ室やプールは私も
使用した場所でした)
ということから、患者さんも杉山先生が手術した、27歳女性は骨切り。
67歳男性は人工へ。二人とも経過がよく、辛かった痛みがなくて結婚も出産も
畑いじりも、手術したことでこれからできるはず! という内容でした。
杉山先生の実際の患者さんの話としての展開のシナリオだから、筋書きからして
この内容しか?! やりようがなかった、と変に納得しましたが、、、
やっぱり、病気で悩んで苦しんで泣いて辛い思いをしている患者さんからしてみたら、
あまりに安易な内容に??
私も8年前にある有名な健康雑誌の取材を受けました。
変形性股関節症の患者で体操指導者としての取材。
あーだーこうーだーと、1時間以上記者と話したのに…
結局、ボツになり、雑誌には載らず、載らないという連絡のメールもなく
メールをしても返事もなく、上司にボツといわれて、はい、それまでえよーーー…
なのね。と思ったことを思い出しました。
手術には、リスクをともなう。という話もおざなりのように…
血栓と脱臼のみ。脱臼のレントゲンを見ました。実際に脱臼した方から聞いたお話ですが
物凄い痛みで、医師が足をひっぱっても戻らず麻酔して手術になった、とリアルな
話を聞きました。
再置換の話は、耐久性は20年と言われています。と。
男性は、67歳なので耐久性があり、一生大丈夫、なはず。と。暗に。
だけど、再置換の場合人工骨がざらざらなのだから、更に、深く自骨を削ることになるなど
の情報は言わない。。。
ゆるみも骨融解も感染症の話もない。。
骨切り術も術後約1年くらいで骨を止めたボルトを外す手術でまた、入院するのも
言わない。松葉杖や杖のはなしもない。
医師の中には、一生持たない場合の方が多く、人工術までへのつなぎ…
と、はっきり言う医師もいられます。
今回の出演なされた患者様をあーだーこーうだー言っているのではありません。
ご自分の意思で、もちろん手術された事は、お顔を見ればわかります。
手術してよかった。と映像の中でも言われていました。
ただ、 今現在、手術を悩んでいる方やまだ、変形性股関節症と言われたばかりで、
病気の勉強が浅い方のために、
手術と言われ、患者が医師任せにせず…
しっかり、深く考える自分の時間を作って、
自分の人生、自分の病気の選択、自分の意思でする、ということを
絶対に忘れてはならない!! と私は、言いたいです!!
と、思いました。。
『変形性股関節症に負けないでね!』