なかなか、取り組めなくて遅くなりました。
23日(日曜日)の午後から、東大本郷構内の山上会館で
「100歳までウォーキング」主催の講演会がありました。
4年前の両国会館で行われた時に、きららの方8人を誘って参加しました。
そのとき、参加された方で今回も参加したのは私と〇〇さんだけでした。
前回の時も保存療法で、自分は行く(なるべく手術はしない!)という人ばかりで、
そのうち、手術をした方はまだ、、おりません。
今回も手術はなるべくしない! 保存で、というきららの方4人で現地集合で
集まりました。
私は、もっか足が痛くて電車で移動が出来ない〇〇さんを自家用車に乗せ、
高速道路を突っ走って東大へ行きました。
春日通り、本郷通りは昔、走ったことがありましたがやっぱり、ナビは頼りに
なります。
山上会館の方にお聴きして、駐車場の説明も受けゲートで駐車券を貰ったまでは、
よかったが、、山上会館がわかない? 東大が広くて、案内が?
東大キャンパスの中をうろうろと山上会館を探すのに手間どりました。
会館の方が、学食が開いているから、というので皆さんと学食で待ち合わせ、たら、
工事中なのと日曜日でお休みでした。
その工事中のところの脇の道を曲がったところの山の上にまさに、
山上会館がありました。
足の悪い私たちには、堪える坂道でした。
学食で食べられなかったので、山ノ下に下りてコンビニでサンドイッチを買い
ピクニックのように(暖かな日差しを受けて)外の外壁が座れるようになっていて、
座って食べました。
終了後、叔母が心配で慌てて帰ると、、
何度も寝ておきての繰り返しの叔母(細切れ睡眠の)は、
私が朝から8時間も外へ出ていたことさえ、忘れていた。
不安がなかった事は良かったが…ボケていいんだか、悪いんだか?
ボケ老人は、困りますねーーー。
本題に入ります。
が、難しいことを書いても大学生ではないので、私が感じた思ったことを
書きたいと思います。なので、あくまでも個人の感想だから、、と思い
読んでいただきたいと思います。
『100歳までウォーキング』講演会
◆宮下充正先生(首都医校校長、東京大学名誉教授)
筋力が弱るのが老化の証~筋力が弱くなり、シワが目立つ~
・青年は体重の50%が筋肉。
高齢者(75歳から80歳は)体重の25%が筋肉。
体重は変わらないのに、体脂肪が増える。
足が悪くなっている人も年齢に関係なく、同じことが言えて、筋肉量が減っている。
年を取ると、たんぱく質を合成分解するからだの能力が衰えるので、
食事だけとって運動しないと、合成分解の能力がより、減ってしまう。
だから、必ず、「食べて、運動する」ことが大切!
高齢者は、アミノ酸のサプリメントがよい。(合成分解能力が極端に減少するので)
運動=散歩。宮下先生は、できる限り散歩して道でみちみち運動、階段で足の踏み出し
やら、片足立ちなどをされている。膝の曲げ伸ばしも必要。
60分を週2回。三ヶ月続けてこそ、効果がある。。
◆福崎千穂先生(東京大学大学院准教授)
水に浮かぶポール~水中ポールウォーキングの効果~
・アクアエクササイズの特徴
浮力、重力が軽減された環境で運動ができる
抵抗、運動強度を自分で調節できる
水圧、下肢の循環を促す
(下肢疾患のある人では、さらに効果利点として)
・歩行距離の増加、生活の質の改善、痛みの低下、精神面での改善がみられた。
(急性の効果 ~一回60~80分程度のアクアエクササイズ後に)
・バランス調整能力の向上、歩行速度の向上、下肢むくみの改善、
精神面での改善、主観的な体調の改善、痛みの軽減。
※ラベンダーさんが、富士温泉病院で水中ポールノルディクを体験されて、
なかなかよかったようです。
◆矢野英雄名誉会長(富士温泉病院名誉会長)
重力に打ち克ちウォーキングに挑戦~ノルディクウォークの利点~
・(運動疾患のない人)歩行のような定期的な運動、静止運動、ゆっくり歩く運動、
リズミカルな歩行 と 予想外の運動や負荷が加わると、早足や努力する歩行、
意図的なバランス歩行、痛みを避け、我慢して歩く時では、
運動神経細胞の働く種類も活動も異なる。
・重心が高いと重力負担が少ない→骨・関節が壊れない、筋力が少なくてすむ、
疲労が少なくて歩ける、快適に歩ける、リラックスして歩ける。歩く喜びが増す。
(彦坂記:腕を上に上げて歩くと楽だったり、丹田に意識を集中すると歩き易い)
・ノルディックウォークの効用
左右の体重移動がスムーズになる
起立姿勢が改善する
股関節が伸展して歩幅が広くなる
速く長く歩けるようになる
傷みや痛みが改善する→心のいたみやストレスがとれる
・身長が伸びた(普段、体が歪んで腰が股関節が伸びないからだと思うが)
・股関節症をよくするも悪くするも・・・
自分の意識80% 医療従事者20% の割合である。
自己管理の重要性→実は、今の医療でさえも、慢性痛の原因ははっきり
わかっていない!!
※改善されている方々のレントゲンを何人も写してみせてくれました。
(彦坂記:矢野先生は、変股症は、生活習慣病と老化により…というのが持論ですが
…先天性股関節脱臼から変股症になり、20代で人工関節を考える方もたくさん
いらっしゃいます。
できれば、こういう若い人こそ! 保存療法が必要と思うのですが!!
あまりにも、症例が50代後半から65歳以上80代の方ばかりなので?!
若い方は、どこへ行っているのでしょう?)
▼意見交換 60代の方、70代の方のお話
68歳の100歳までウォーキングの会長様のお話が印象的でした。
会長さんは、60歳のときに発症してメガロス阿部トレーナーに毎週のように千葉から
緑山まで通いリハビリされたそうようですが…あまり効果もあがらず、富士温泉病院(矢野先生)
を阿部先生に紹介されて丸の内や山梨でリハビリを頑張られ、4年前の両国講演会のときは
痛みも少なく、杖もつかずに歩かれいたそうです。
その後、一気に転んだことにより、
悪化されて、どうにもこうにも痛みが強く、ご本人(薬剤師さん)なので、薬は普段いっさい
飲まないようにしていたのに…毎日、ボルタレンを朝2錠、夜2錠飲んでも、
(肝機能の悪化) だめで、
結局、病院を矢野先生に紹介してもらって??人工股関節に置き換えられ、入院されて
退院なされたばかりのようでした。
4/1日から、お仕事にもふっきされるとおっしゃっていました。
レントゲンでは、亜脱臼のようになっていて、全く、歩き方を忘れてしまったように、
歩けない、、、と正常な歩き方を忘れた、、と、手術して痛みはなくなくった、と。
70代の方は、4年間かけてリハビリが功をそうし、まったく痛みがなくなった、
死ぬほどの痛みだったのに…
と、笑顔と元気なお声でお話されました。
やっばり、、、人それぞれなんですねーーーーって痛みの違いは、
なんなんでしょぅーーー!?
始めに、お断りしたように、私の理解したことで心に留め置いたことを書きました。
もしかすると、私の勘違いもあるかも知れず?で、誤解して書いていましたら、
スミマセン。お許しください!
矢野先生の本を会場で購入しました。
ご本によると、手術も視野に入れての保存療法を温泉病院で展開している、と
書かれていましたが…
私のお知り合い、で、2年前に毎月温泉病院に通っていられたが…
どうにもこうにも、痛みが強く、夜間痛もあるので手術をしたいから、
矢野先生に病院を紹介して下さい、と三人申し出たのに…
「この病院は保存療法の病院だから…」と断られた? 方がおりました。
結局、二人は、人工術を 一人は内視鏡術をその後受けて、
温泉病院とは縁が切れました。
100歳までウォーキングの会長様のお力で、矢野先生の方針が?
広がられて、(窓口を開いて、私たち変形性股関節症の患者さんのために)
人工術を受けた方も(足は、二本あって両足同時に人工術しない人もいるし、
片足は、正常の人もいるし、、反対の足もあるんだから…)
富士温泉病院のリハビリが受けられるようになった事は、素晴らしい!!
と思いました。
生意気を申しまして、お許しください。
私は、バレエ踊る事は好きですが、、歩くことが嫌いなのですいません、
100歳までウォーキングの会には参加しませんが…
歩行能力、運動疾患を抱えた方たちのためにも、ノルディック歩行は、
とてもすばらしい道具で、イベントもステキなので、これからも、会の発展を
かげながら、応援しております。
当日、講演会に携わっていらした方々、お世話になりました!
ありがとうごさいました!!
『変形性股関節症に負けないでね!』