4月から始まった第61回NHK杯も1回戦が終わり、2回戦が始まりました。
注目は初出場棋士と女流棋士ですね。
初出場は大場惇也・七段、武井孝志・七段、奥田あや・三段、余正麒・三段の4人で、大場、武井、奥田は1回戦敗退となりました。
残る余正麒・三段は1回戦で小林覚・九段を破り、先日の2回戦では優勝候補の張栩・九段に金星を挙げ今期の台風の目となりそうです。
女流棋士では向井千瑛・五段、謝依旻・女流本因坊、青木喜久代・八段、奥田さんの4人で謝、奥田は1回戦敗退です。
向井さんは山田規喜・九段、青木さんは仲邑信也・九段に勝ち2回戦に進出しています。両者の活躍に期待ですね。
前期は結城・九段が2連覇、準優勝の井山5冠はテレビアジア選手権で優勝と関西勢が活躍、今期もこの二人が本命でしょうか。
この棋戦で記録の担当を始めた本木克弥・二段。群馬県出身の新鋭ですが、この棋戦に出場できるよう頑張ってほしいですね。