第1回ゆうちょ杯囲碁ユース選手権の決勝戦が10月3日、日本棋院東京本院で行われた。決勝は余正麒七段(19)―本木克弥三段(19)の対戦となり、結果は余正麒七段が黒番中押し勝ちをおさめ初優勝した。
(日本棋院HPより抜粋)
「余正麒V、初代ゆうちょ杯に輝く」 「本木、決定機を二度逃がし」
(週刊碁見出しより)
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人生初の優勝を手にした余七段、本因坊リーグなどでも活躍しており順当な結果でしょうか。
決勝戦に敗れた本木三段、あと一歩まで迫りましたが無念、それでも準優勝は善戦でしょう。
--3位以下の順位--
3位:金子真季初段
4位:呉 柏毅初段
5位:姚 智騰二段
6位:一力 遼七段
7位:許 家元二段
8位:鶴田和志二段
3位の金子さん、女流で堂々の入賞です。
勝ち星ランキング2位の許二段、同4位の一力七段はやや不満な結果でしょうか。
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準優勝の本木三段は群馬県藤岡市の出身、NHK杯では時計係をしており注目の新鋭棋士です。
今週の「週刊碁」、「これぞプロ!」という連載コーナーで、三谷哲也七段(群馬県伊勢崎市出身)と本木三段の棋譜(碁聖戦予選B)が載っていました。
群馬県同士の対戦は三谷七段が先輩の意地を見せて中押し勝ちでしたね。
47都道府県の「魅力度」を調査した「地域ブランド調査2014」で、群馬県は46位だそうです。
「住めば都」と言いますが・・・