子ども囲碁大会の開会挨拶で「一局打てば誰とでも友達になれる」というフレーズがよくあります。
囲碁普及のPRとしてナルホドと思いますが、実際はどうでしょう。
確かに友達を作る機会の一つでしょうが、これは囲碁に限らず学校やクラブ活動でも同じ条件だと思います。
ただ囲碁教室のスタッフとしては、生徒が仲よくなれるようなムード作りは必要でしょうね。生徒が楽しく学べる場所に友情の芽も・・・
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大人の場合はどうでしょう。地域の囲碁クラブでの様子を見ると、特別に親しくなるような雰囲気は感じられませんね。
勝った負けたの一喜一憂で、それ以上は・・・
それでも囲碁団体の役員活動や忘年会などで親しくなることはあります。
目的を共有するような関係であれば、親交も深まりますね。