第62期王座戦五番勝負の第2局・第3局が、京都市の「ウェスティン都ホテル京都」で、それぞれ11月18日、11月20日に行われた。
第2局は黒番の村川七段が1目半勝ちをおさめ、星を1勝1敗の五分に戻した。第3局は黒番の井山王座が2目半勝ちをおさめ、2勝1敗として防衛へ大きく前進した。第4局は12月8日に仙台市ので行われる。
(週刊碁より抜粋)
第2局:「村川 パワフルに快勝」 「井山、強引な切断 敗着に!?」
第3局:「井山貫録、村川・無念 大ヨセで失速」 「京都連戦 打ち分け」
(週刊碁、見出しより)
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第2局は中盤に井山王座の強引なキリを、村川七段が冷静に応戦しての勝利でした。
第3局は村川七段が優勢に打ち進めていたのですが終盤、不用意な手を井山王座に咎められ逆転を喫しました。
これで本シリーズは井山王座が2-1と防衛に王手をかけました。
1局目が井山の半目勝ち、2局目は村川の1目半勝ち、3局目は井山の2目半勝ちと接戦でした。
内容的には村川挑戦者の戦闘力が評価されているようです。
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今回の対局地は京都市の「ウェスティン都ホテル京都」。先月行われた名人戦第4局もこのホテルでしたね。
京都を舞台にしたテレビドラマに「木曜ミステリー」のシリーズがあります。
「科捜研の女」「おみやさん」「京都地検の女」「京都迷宮案内」など。
この中では「京都迷宮案内」をよく見ていました。橋爪功さん扮するとぼけた新聞記者、味がありましたね。
残念ながら、このシリーズは終了したそうです。
ただこのシリーズ、舞台は京都ですが主な出演者は京都弁を使っていません。
俳優さんも正確な京都弁をマスターするのはムズなんでしょうか・・・