第39期名人戦七番勝負第6局が10月29日、30日に長野県諏訪市で行われた。結果は黒番の井山裕太名人が河野臨九段に3目半勝ちをおさめ、シリーズ成績4勝2敗で防衛、6冠を堅持した。河野の奪取はならなかった。
(日本棋院HPより抜粋)
「井山連覇、河野を退け6冠堅持、勝利を呼んだツケ一発」
(週刊碁見出しより)
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4-2のスコアで名人位通算四期を果たした井山名人、混戦をこじ開ける迫力は他の追随を許しませんね。
奮戦むなしく敗れた河野九段、後半の粘着力がやや不足だったでしょうか・・・
苦しい局面でもマジックのような好手をひねり出す井山6冠、この勢いはいつまで続くか・・・
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今回の対局地は長野県諏訪市の「上諏訪温泉・油屋旅館」。
「油屋」という宿は他の地域にも見られますが、油の商いをしていたのでしょうか・・・
一年前、高校時代の友人と上諏訪温泉に泊まりました。その時は「ぬのはん」という老舗の旅館でしたね。
若い頃は洋風のホテルが快適と思っていましたが、最近は和風の方が落ち着く気分です。寄る年波でしょうか・・・