初防衛を目指す上野愛咲美女流本因坊に藤沢里菜女流立葵杯が挑戦する 第39期女流本因坊戦挑戦手合五番勝負が10月1日に岩手県花巻市 「佳松園」で打たれ、藤沢が黒番中押し勝ちをおさめシリーズ先勝とした。第2局は10月18日(日)に鳥取県東伯郡湯梨浜町「望湖楼」で行われる。
(日本棋院HPより抜粋)
「藤沢、まず1勝掴む」 「上野、勝負手空振り」
(週刊碁見出しより)
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女流囲碁界のツートップが激突する女流本因坊、第1局は藤沢さんが中盤の攻防で優位に立ち押し切りました。
敗れた上野さん、勝負のハンマーも勢い余り無念の空振りでした。
本局の展開を見ると、名人戦の対戦と似ている感じがします。経験豊かな「井山・藤沢」、大胆な戦略の「芝野・上野」という構図でしょうか。
ここまでは経験値に優る井山さん、藤沢さんが優勢ですが、新興勢力の芝野さん、上野さんの爆発力に期待か・・・。
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今回の対局地は岩手県花巻市の花巻温泉「佳松園」。女流本因坊戦では18年連続の開催とのことです。
始めて当地で行われたのは2003年10月2日「第22期女流本因坊戦第1局(小林泉美・女流本因坊 対 矢代久美子五段)」。この第1局は矢代さんが勝ったものの、その後小林さんが3連勝でタイトル防衛、3連覇を果たしました。
小林泉美さん、矢代さんの活躍、懐かしいですね。
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