第78期本因坊戦七番勝負第7局が三重県鳥羽市「戸田家」で行われ、白番の一力遼棋聖が本因坊文裕(井山裕太)に中押し勝ちをおさめ、シリーズ4勝3敗で初の本因坊奪取となった。
(日本棋院HPより抜粋)
「一力、運命の最終戦制す」 「文裕、12連覇は夢に」
(週刊碁見出しより)
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4-3のフルセットで本因坊を獲得した一力棋聖、中盤で逆転し正確無比な収束で逃げ切りました。
敗れた井山さん、1日目は主導権を握りながら封じ手に問題があったようです。
これで一力さんは棋聖、本因坊の2冠を達成。碁界の「頂点」に立ったと言えるでしょう。
囲碁エリートの一力さんと魔王・井山さんの対決、盛り上がりましたね。
本因坊戦七番勝負は今期が最後となる本シリーズ、両者まさに死闘と言える七番勝負でした。
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