日中韓3ヵ国の勝ち抜き団体戦、第15回農心辛ラーメン杯世界囲碁最強戦の第2ラウンド(韓国・釜山)は12月7日に第10戦の張栩九段(日本)―金志錫九段(韓国)が行われた。
結果は金九段が白番中押し勝ちをおさめ、日本チームの今大会敗退が決まった。残り選手は中国3人、韓国2人となり優勝は中国と韓国で争われる。
(日本棋院HPより抜粋)
「日本姿消す、張栩 意地の一勝」「凍えるGO・碁・ジャパン」
(週刊碁、見出しより)
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日本チームの成績は、張栩九段の1勝のみで第2ラウンド敗退となりました。
日本勢の成績
第1戦:姚 智騰 初段 ●
第3戦:安斎伸彰 六段 ●
第5戦:河野 臨 九段 ●
第7戦:結城 聡 九段 ●
第9戦:張 栩 九段 ○
第10戦:張 栩 九段 ●
高尾九段(日本チーム監督代行)のコメントは「中盤以降に差を感じた」とのこと。
当分、日本チームの「冬の時代」は続きそうですね。
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LG杯準々決勝/井山と高尾が敗れ日本勢敗退
第18回LG杯朝鮮日報棋王戦は11月11日に準々決勝が行われた。日本勢で勝ち上がっていた井山裕太九段と高尾紳路九段はともに敗れ、これで今大会の日本選手は敗退となった。
(日本棋院HPより抜粋)
「高尾、井山、無念の投了」 「中国強し、決勝は周 VS 柁」
(週刊碁、見出しより)
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世界戦は中韓のトップ争いですが、このところ中国勢に勢いがあるようです。
中韓に引き離された日本囲碁界に将来はあるのか・・・
世界戦不調の中でも国内棋戦は粛々と進行しています。
矛盾の中でも継続に新芽が出て来る可能性も・・・
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