今週の「週刊碁」に掲載されていた「棋士130人が選んだ『尊敬する棋士・好きな棋士』ベスト10」の第1位は「呉清源・九段」でした。
「碁神・呉清源 斬新な発想、抜群の強さ」「天才が放つオーラ、戦中戦後に円熟期」
(「週刊碁」見出しより)
◎尊敬する棋士・好きな棋士ベスト10(現役棋士は除く)
・1位:呉清源・九段
・2位:藤沢秀行・名誉棋聖
・3位:木谷實・九段
・4位:本因坊・秀策
・5位(同率):二十三世本因坊・坂田栄寿
・5位(同率):本因坊・道策
・7位:加藤正夫・名誉王座
・8位:岩本薫九段
・9位:本因坊・秀和
・10位:本因坊・秀栄
◇ ◇
トップは呉清源・九段(日本棋院名誉客員棋士)。プロ棋士が選ぶと、このような結果になるのでしょうか。
呉・九段は1914年生まれの98歳。ベスト10棋士では、ただ一人のご存命となります。アマチュアで呉・九段の最盛期を知っているのは、ご高齢の方でしょうね。
私もテレビ棋戦の解説で拝見した程度です。
もう5年ほど前でしょうか、映画「呉清源 極みの棋譜」というのを見ました。
囲碁の世界では神様のような存在ですが、現実の生活は波乱万丈という印象でしたね。
◇ ◇
ベスト10では2位に藤沢秀行・名誉棋聖。存在感があったんですね。
7位の加藤正夫・名誉王座。個人的にはもっと上位でもと思いますが・・・。
江戸・明治の秀策、道策、秀和、秀栄。プロが棋譜並べの手本として尊敬していたのでしょう。
それにしてもこの企画、半年以上も前のアンケートですよね。ずいぶんと引っ張ったものです。
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