毎日新聞に「囲碁・将棋スペシャル」という連載記事があります。
4/28の記事は「奥田四段 長年の苦手意識を克服 背景にブレない夫」。
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奥田あや四段は「私は勝負師タイプだけど勝負弱い」と自己分析する。
昨年11月、河野臨九段と結婚した。奥田によれば、河野の碁への姿勢は全く逆だそうだ。
「彼は一番良い手を打つことにしか興味がないんです(求道者タイプ)。だから対戦相手に揺さぶられることがない。ある意味、最強のメンタルです。私は『勝ちたい』が一番のモチベーションだけれど、彼のそういう部分を取り入れることで、勝負弱さが少し緩和されるかもしれないと期待しています」
同12月、結婚式場に向かう車内で、河野は奥田に「この詰め碁どう?」と聞いてきた。
「私は式の段取りで頭がいっぱいなのに、泰然自若さにもほどがありますよね(笑い)」
(毎日新聞より抜粋)
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「求道者タイプ」と「勝負師タイプ」、プロは両方の精神力が必要ですがある程度色分けされるでしょうね。
ザル碁党のレベルでは「勝ちたい根性」丸出しですが、「良い手を打つ」心構えも必要ですね。
それにしても、結婚式当日に詰碁の話とは・・・。河野九段、愛すべき棋士です。
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