第31期竜星戦の決勝は暮れの12月26日に放送され、本因坊文裕(井山裕太本因坊)が結城聡九段を下して10年ぶり4回目の優勝を果たした。
決勝トーナメント2回戦で信じられないミスを犯したまま勝ちが確定する“事件”があった。「自分の棋士人生で経験したことのないような見落とし」。大失敗を乗り越え、緩まぬ態度の熱闘で久しぶりの栄冠をつかんだ井山は、優勝の重みをかみしめた。
(日本棋院HPより抜粋)
「井山10年ぶり4度目優勝」 「快進撃のベテラン結城は準優勝」
(週刊碁見出しより)
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流星位奪取の井山三冠(33)、中盤の攻防で一気に勝機を掴みました。
準優勝の結城九段(50)、大石の攻め合いで急降下・・・。
33歳井山と50歳結城の決勝戦、この年齢での対決は珍しくなりましたね。
決勝戦に進出した「早碁のレジェンド・結城」、あと一歩で無念・・・。
決勝トーナメント2回戦、加充志九段(黒番)戦での“事件”。
※黒Aで生きだが死と錯覚
アマチュア初段でも難しくない死活を見損じた。加藤はそれに気づけば勝ちだったが、両者とも錯覚したまま終局。プロにとってありえないようなミスをしたまま勝ってしまった井山さん。この大失敗の心中はいかに・・・?
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