天声人碁

剣正28号が「囲碁」を中心に雑感、独り言を随時書き込みしていきます。
画像をクリックすると拡大されます。

第6回SGW杯中庸戦/優勝は 志田達哉八段

2023-10-31 21:00:00 | プロ棋戦

第6回SGW杯中庸戦優勝決定戦が、10月29日(日)に東京都千代田区「日本棋院東京本院」で行われた。本戦は16名によるスイス方式4回戦で順位を決定する。3回戦終了時点で3連勝同士の 志田達哉八段、安達利昌七段、による優勝決定戦では志田八段が勝利し、初優勝を飾った。
・優勝:志田達哉八段
・2位:溝上知親九段
・3位:小県真樹九段
・3位:安達利昌七段
     (日本棋院HPより抜粋)

     ○ ● ○

前回優勝の鶴山八段のコメント
いやー、強かった。大会を通じて志田君の真骨頂を見た思いです。
細かい碁を正確なヨセで僅かに残すのが志田君の持ち味です。そして、今回、全局でそういう碁を打っていたんですよね。ブレずに自分の碁を貫いての優勝。見事としか言いようがありません。

志田八段というと孤高の棋士というイメージですね。群れずに切磋琢磨する姿は近頃珍しい・・・。

孤高の人というと新田次郎の山岳小説「孤高の人」が浮かびます。
20代の頃、山登りが好きで新田次郎の作品を多く読みました。主人公は「単独行」が信条の変人との風評もあったようで・・・。

     ○ ● ○

1年前の記事(2022-10-31):第47期名人戦第6局/井山勝利で3勝3敗、最終局へ


コメント    この記事についてブログを書く
« 第71期王座戦第2局/余が制し... | トップ | 群馬県第10回小中学生囲碁団... »

コメントを投稿

プロ棋戦」カテゴリの最新記事