天声人碁

剣正28号が「囲碁」を中心に雑感、独り言を随時書き込みしていきます。
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第39期名人戦第4局/井山が星を五分に戻す

2014-10-11 21:16:04 | プロ棋戦

第39期名人戦七番勝負の第4局が10月6日、7日に京都市で行われ、黒番の井山裕太名人が中押し勝ちでシリーズ2勝目をあげ、星を五分に戻した。改めて仕切り直しの第5局は10月15日(水)16日(木)に静岡県熱海市で行われる。
     (日本棋院HPより抜粋)

「井山タイ、積極策で河野を撃破」 「河野 序盤に反省点」
     (週刊碁見出しより)

      ◇  ◇  ◇

2-2のタイに戻した井山名人。厚く攻める打ちぶりが功を奏し、快勝の一局でしょう。
敗れた河野九段、防戦に終始した一局でした。序盤の作戦に誤算が・・・

残り三番勝負となった本シリーズ、若い井山名人がやや優勢の予想ですが、どうでしょう・・・

      ◇  ◇  ◇

今回の対局地は京都市の「ウェスティン都ホテル京都」。

ご当地ソングで「京都」というといろいろありますが、渚ゆう子の「京都の恋」「京都慕情」もヒットしました。1970年の作品ですから40年以上も前になりますね。

作曲はザ・ベンチャーズ、1964年頃エレキブームの火付け役となりました。
初めて聞いたサウンドの衝撃、今も耳に残っています・・・

  「京都の恋」

歌手:渚ゆう子 
作詞:ザ・ベンチャーズ 訳詩:林春生
作曲:ザ・ベンチャーズ

 ♪ 風の噂を信じて~ 今日からは~
   あなたと別れ 傷ついて~

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初秋・白樺高原の旅

2014-10-09 22:07:24 | 旅行記

昨日から1泊で長野県白樺高原へ行ってきました。
娘2人(母親)、孫3人(もうじき3歳:2人、0.5歳:1人)、ジジ・ババの三代、7人でのドライブ旅です。
女神湖、白樺湖、牧場、ロープウェイなどを巡ってきました。
紅葉には少し早いかなという感じですが、天気にも恵まれ爽やかな高原気分を味わってきました。

育児に追われる娘たちには、リフレッシュの旅になったのでは・・・
ただジジ・ババにはとっては、気まぐれな孫に振り回され「疲れた」の一言・・・

旅の満足度:天気に恵まれたこともあり75点。

   ◇   ◇

今回の「白樺高原の旅」、ドラマに例えると主役は孫、準主役は娘(母親)。
ジジ・ババはワキ役+スポンサーで損な役回りのようですが、世代の移り変わりはこんな配役で回っていくのでしょうか・・・

失敗談:今回の宿泊はペンションでしたが、パジャマを忘れた(ペンションでは浴衣は出ない)・・・

Megamiko

Grandchildren

Bokujo

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日本棋院/群馬県支部対抗戦/2014

2014-10-07 20:38:35 | 囲碁群馬

日本棋院県支部対抗戦/伊勢崎3部門制覇
第25回日本棋院県支部対抗戦が10月5日、前橋市総合福祉会館で開かれ、県内8支部の計20チームが出場した。囲碁の棋力が高いAブロックは伊勢崎Aが優勝した。

各ブロックの優勝チーム
 ▽A 伊勢崎A (高橋、栗原、神尾)
 ▽B 館林中央A(森田、荒川、川崎)
 ▽C 伊勢崎B (大和、木村、高頭)
 ▽D 三山碁友会(荻原、永井、加藤)
 ▽E 伊勢崎C (増田、竹原、大石)
   (以上、上毛新聞より抜粋)

   ◇   ◇

今回は伊勢崎支部が3ブロックで優勝と大活躍でした。
支部の運営がうまくいっているんでしょうね。

今回の参加者は60人、前回を上回り主催者側もホッとした状況です。
館林中央支部は4チーム参加、役員ががんばっているんでしょうね。
ただ全体的には高齢化が進み、先細りが心配です。

少年少女の囲碁人口は増えていますが、日本棋院会員になって本格的にやろうというレベルにはいかないようです。費用もかかりますし・・・

私の所属する「三山碁友会支部(玉村囲碁会主体)」は2チームが出場。AチームがDブロック優勝と発奮しました。

Taikyoku1

Taikyoku2

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日本棋院創立90周年

2014-10-05 20:14:53 | 囲碁

【日本棋院創立90周年記念式典】
「ありがとう。ファンとともに90年」をスローガンにした、日本棋院創立90周年記念式典・懇親会が10月3日、東京のグランドヒル市ヶ谷で約350人を集めて盛大に開かれた。井山裕太六冠、高尾紳路十段、小林光一名誉三冠、謝依旻女流二冠ら大勢のトップ棋士が顔を揃え、ファンへの感謝と碁界の継承、発展を誓った。
  (週刊碁10月13日号)より抜粋

    ◇   ◇

今週の「週刊碁」、1面~5面まで「日本棋院創立90周年」の特集記事です。

・1面:記念式典、理事長挨拶
・2面~3面:本因坊秀哉の特集
・4面:90周年に寄せて(杉内雅男九段、杉内寿子八段)
・5面:世界の囲碁団体から祝辞

「日本棋院創立90周年」ですか、喜ばしいことです。
ただ日本棋院や週刊碁で大々的に取り上げているものの、一般メディアにはあまり流れていませんね。認知度はまだまだ・・・

本因坊秀哉の棋譜は小林光一名誉三冠が3局(対・雁金準一、呉清源、木谷實)取り上げています。この時代では最強の棋士ということでしょう。
ただ若い頃は性格や後継者争いのゴタゴタなど、評判はドーモ・・・(書籍「落日の譜・雁金準一物語」の感想)
それでも本因坊・名人襲位後は、その名に恥じない立場になったということでしょうね。

次は100周年、この10年間でどう変わるか・・・

Hinoyoujin

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「棋譜並べ」碁盤派?パソコン派?

2014-10-03 21:10:35 | 囲碁

当ブログではプロの棋戦情報を載せていることもあり、「週刊碁」の棋譜は並べるようにしています。
ただ、棋力アップにはあまり効果はないようで・・・

私の場合、「棋譜並べ」はほとんどパソコン上で行っています。参考図なども参照しやすいし、保存も容易ですからね。
あと、碁盤を用意するのが面倒というのあるかな・・・

プロの場合、「碁盤・碁石でないと」という棋士が多いと聞いたことがあります。
物理的な違いと言えば「碁盤と画面」「碁石とマウス」、感触・雰囲気は違いますが利便性ではパソコンでしょうね。
ただ碁盤・碁石の場合、感覚的に優れた効果があるのかも・・・

Goban

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第39期新人王戦/一力が新人王獲得!

2014-10-01 21:27:24 | プロ棋戦

第39期新人王戦第3局が9月25日に名古屋市の日本棋院中部総本部で行われた。結果は黒番の一力遼七段が志田達哉七段に中押し勝ちをおさめ、通算2勝1敗で新人王を獲得した。一力は17歳3ヵ月で新人王獲得となり、第8期依田紀基五段(当時)の新人王戦最年少記録(17歳5ヵ月)を更新した。
     (日本棋院HPより抜粋)

「一力新人王、流れを決めた一撃」 「中部初の悲願ならず」
     (週刊碁見出しより)

      ◇  ◇  ◇

序盤の強手でリードを奪った一力七段、完封勝利での新人王獲得でした。
これで一力七段は「新人王、グロービス杯世界U-20、若鯉戦、おかげ杯」と若手棋戦の4冠となりました。
ただ棋聖リーグでは4連敗と苦戦、7大棋戦での活躍にはまだまだ・・・

敗れた志田七段、本局では持ち味が生かせず不本意な敗戦でした。
志田七段は中部総本部ですが、「若手三田(伊田、志田、鶴田)」に期待が集まっているようです。
「三田」言えば先週の「秀策・道策を巡る旅」で島根・出雲地方の「三田(大田市、浜田市、益田市)」を連想しました。

Kinmokusei

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