こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

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遅ればせながらジョージオーウェル・・・2010年12月の読書記録

2011年01月02日 | 読書、映画、音楽、美術
2010年の師走、本なんて悠長に読んでいる暇はなかったはずなのだが。時間の隙間を見つけて読んだ。
ジョージ・オーウェルを2冊読んだというのは、人生の中で久々の画期的な事だった。
読書は何歳になってもいろいろな世界に触れることができる。
さて、今年は何冊読めるかな。

12月の読書メーター読んだ本の数:5冊
読んだページ数:1495ページ
動物農場―おとぎばなし (岩波文庫)動物農場―おとぎばなし (岩波文庫)私も1984年に引き続き。  この年になって、オーウェルを初めて読む、というのは恥ずかしいことかもしれないが、死ぬ前に読めてよかった。歴史は繰り返す、とはよくいったもの、100年くらいのサイクルで世の中は廻っている。ひと世代強といった感じか。所詮、人間誰しも、同じ穴のムジナか。47歳でオーウェルは死に、私は未だ生きながらえている。この先、何年生きていけるだろう。読了日:12月28日 著者:ジョージ オーウェル
一九八四年[新訳版] (ハヤカワepi文庫)一九八四年[新訳版] (ハヤカワepi文庫)拷問によって人を廃人にしただけの話。同じような展開で思い出したのは遠藤周作の「沈黙」。あれは、キリシタン弾圧だったが、最終的には拷問により人を廃人にしているだけだった。ビッグブラザーのイングソックも将軍の江戸幕府も、体制維持の方法は同じようなものか・・・そう考えると江戸幕府はすごかった。読了日:12月26日 著者:ジョージ・オーウェル
40歳から伸びる人、40歳で止まる人 (PHP文庫)40歳から伸びる人、40歳で止まる人 (PHP文庫)意外とよかった。40歳から、というよりは50歳からの人生のための準備本。読むのは40代後半でいいかな?読了日:12月17日 著者:川北 義則
劇画ヒットラー (ちくま文庫)劇画ヒットラー (ちくま文庫)読後感は最悪。水木しげるによってあまりにも矮小に描かれたヒットラー。戦争の無意味さ、虐殺の無意味さがよく伝わってくる。読了日:12月09日 著者:水木 しげる
小児のネフローゼと腎炎 (小児科臨床ピクシス)小児のネフローゼと腎炎 (小児科臨床ピクシス)小児腎疾患について大変わかりやすく書かれた本。読了日:12月02日 著者:
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