こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

寒ブリ

2011年01月29日 | 家族のこと
「ぶりぶりぶりぶり、今日はそんなお客さんが多くて」
と、若宮大路沿いのいつものおさかなやさんがぼやいていた。

今朝、民放某局が富山県の氷見の寒ブリの特集をやっていて、寒ブリのしゃぶしゃぶを紹介していた。
なんでも今年は氷見の寒ブリが大豊漁だそうで、市場にもずいぶんと出回っていて、これをしゃぶしゃぶにして食べると美味しいという。
食いしん坊の私達夫婦、異口同音に「美味しそう、食べたい」。

ということで、早速大船の大型スーパーへ。
他県で水揚げされたブリは置いてあるが、氷見産はない。
テレビでは、大豊漁で去年の半値。と言っているほどなのに。

そこで、鎌倉のいつもの魚屋に妻が電話。
「いやあ、私もその番組見たけど、あんなのがあると、朝から大変だよ」
とか、なにはともあれ、無事注文を済ませ、夕方取りに行った時のセリフが、冒頭のもの。

「大豊漁だったのは、年末だね。そのことはたしかに安かったけど。でもね、日本海産なんて、なかなか手が届かないよ」

どうやら、今日の番組、少し前の収録だったようで、今はそれほど捕れていないよう。それに、そもそも富山氷見産の寒ブリなんぞ、スーパーに飛んでいくような庶民にとっては、いずれにせよ高嶺の花のよう。

鎌倉の魚屋で出していたのは葉山産、これはこれでとても美味しかった。