
以前、「いい音、悪い音」という記事を書いたが、また”悪い音”に出会った。
この間、とある研究会に行った時のこと。
臨床系の学会だと協賛企業がよくお薬の名前の入った3色ボールペンを配っている。

私も1本とって、メモ書きに使う。
居眠りもせず、話を聞いていたのだが・・・
「スーッ、カチッ!」という音が、私の背後から聞こえてくる。
というか、音源はまうしろの大御所の先生の右手にもたれたボールペン。

「そのボールペンカチカチさせる音、うるさいんですが!

とは、とてもいえないので、チラ見するが、ご本人は完全に無意識のうちにやっているに違いなく、周りが(私だけか?)迷惑していることに気がつくそぶりは全くない。
大先生の発言のときに音が止むのだが、それ以外の時は、演題がつまらなかったりして、話に飽きてくるとまた、「スーッ、カチッ!」。
座長をやってくれているときは、良かったのだが・・・

なんだか、ああいうの、貧乏揺すりのようで、あまりいいものではない。
自分も気をつけないと。
忍者のように、静かにしていることが一番いいかもしれない。


