こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

親が原因、子は結果・・・子供は親のように育つ

2011年08月25日 | 妻の名言

妻から聞いた話で、今日は妻の名言ではなく、妻の友人の名言。

「子供は親を選んで生まれてくるわけじゃないでしょ。子供がこの世に生まれてくるのは、あくまでも親の責任。
それから、子供は親に”こう育ててくれ”っていって育つわけでもない。だから、子供がどう育つかも、もちろん親の責任。
子供は結果なの。
子供は親のこと、よくみてるわよ。だから、子供は親のように育つの。」

私も、一昨年、このこんきもで、”よいこの育て方”で、少子化時代を迎えた今、よい子を育てるにはどうすればいいかを、テレビの害について、タバコの害について、夫婦仲について、子供との関係について、子供は親のことをみていること、そして、子供は親のものではないといったことに分けて考えてみた。

2年経って、わが家の二人の子供はグレることも無く、スクスクと育っている。中学高校、という難しい時期なのに、上出来だろう。

振り返ってみれば、そこ(一昨年)までも大事だったが、そこから(この2年)も大事だったように思う。
私は、タバコを再び吸うことも無く、テレビは食卓から見えるところには無い。手を上げることもないし、言葉の暴力もおそらくはないと思う。私自身は、悶々とした生き方ではあるが、たまに泥酔してしまう以外は、わりと真面目に毎日を送っているし、夫婦仲はまあまあだ。

高校卒業までが親の責任とすれば、上の子はあと一息。親の責任もあと少しで果たせることになる。

職場で若い先生をみていると、育ちのいい先生は、しばらく一緒に仕事をすればわかる。
裕福な家で育ったわけでなくても、育ちのいい人は、育ちがいい。
育ちがいいのは、親に愛されて育ったからだろう、と思う。

親が原因で、この世に生まれ落ち、その親に育てられる。
子は結果。どんな子に育つなんて、親以外に責任はありません。

子供を愛する。どうすれば、愛せるか、よく考えてみよう。

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