こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

おかえり

2011年08月10日 | 日々思うこと、考えること
高二の息子が第22回世界スカウトジャンボリーから帰ってきた。

色白だった子がすこし日に焼けているのを見ると、ちょっとたくましくなったのかな、と感じる。


ジャンボリー期間中、毎日、朝(9時)から夕方(17時頃)まで様々なプログラム(人権問題や環境問題についての意見交換、演し物、各国の文化紹介等々)があり、退屈はしなかったそうだ。
公用語はフランス語、英語だったらしいが、結局みんな英語になったらしい。
夕方、プログラムが終わってから暇だったのではないかと聞いたら、
「プログラムが終わると、夕食の買い出し、調理で、食べ終わって、食器洗ったら、もう消灯時間(22時)近くて、全然暇がなかった。」
とのこと。
シャワーの数が、スカウトの人数に比べて少なく(1シャワーヘッド/250人)、最初のうちはあきらめていたが、あきらめられなくなり、早朝(5時起き)浴びるという作戦に出たとか。
もちろん、そのあと朝食と昼食を用意したりとか、本当に忙しかったよう。
貴重な経験をしてきたようだ。
各国のスカウトとピンバッジやネッチ(ネッカチーフ)、はたまたジャケットまで交換してきたようで、カッコいいのや、めずらしいデザインのものも多い。


いなかった間、それなりに無事を案じていたものの、帰ってきてしまえば当たり前のようにいる。
家族なんて、そんなものなのだろう。そのうち、家にいない時間が少しずつ長くなり、やがては家を出て行くことになる。
家族の無事を、感謝し、そして次の世代に継いでいく。
家族単位で、地域単位で、地球単位で。

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