こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

薄曇り、まだまだ寒い

2012年02月05日 | 鎌倉暮らし
フラットコーテッドレトリバーのナイト、私が休みの日には散歩に連れて行ってやる。今日の鎌倉、残念ながら薄曇り。時折、日が差すものの、まだまだ真冬の寒さだ。
ナイトがリードをくわえてやってきて、『散歩へ連れて行け』とねだる。本当に、散歩が好きな犬だ。
  

冬の間、日の差し込む娘の部屋で丸くなってずーっと寝ているマルチーズのコロとは大違いだ。我が家ではコロを先に飼っていたので、犬というもの、聞くほど散歩が好きではないといつの間にか思い込んでいたが、犬それぞれ、ということらしい。

妻が名越の「むじなケ谷(むじながやつ)」へ連れて行ってくれるというのでついて行った。私にとっては初めての場所だ。

大町の奥の方へどんどん進んでいくと、住宅街の奥に遊歩道の入り口が。
      

さらに奥に進むと、「こっち」という感じで矢印がたっていた。

奥に進むと、坂道沿いにたくさんのやぐらがみえる。この谷が「むじなケ谷」といわれるところだそう。昼なお暗い、静かな山道だ。
  

「ベトナム戦争の映画に出てくるトーチカのようだ」と、プラトーンの1シーンを思い出しながら、鎌倉時代の末期、ここでも幕府軍と殺到する足利軍との間で戦いがあったのかな?などと思いをはせる。

突き当りを名越の方に下りると、途中から逗子の街がよく見えるところに出た。海岸線の先には長者ヶ崎もみえる。そういえば、最近、とんと葉山の方へ行っていない。
   


さて、これまた自然の軍事施設としてつくられたという大切岸(おおきりぎし)の前を下って、法性寺の権現様のところからもう一度逗子を見る。眼下には横須賀線が走っている。
    

あとは、私もよく知った道、逗子ハイランドに上り、こんどは鎌倉湾越しに富士山を見やるがあいにく、見えず。

華頂宮邸をめざし、巡礼古道平成巡礼道の間の道を下りた。
  


二時間ほどの散歩だった。
立春もすぎ、鎌倉への人出が多くなったようだ。梅の花もちらほら咲き始めて、これから、どんどん観光客が増えるだろう。十人、二十人単位の団体さんがちらほら見えた。
みなさん、マナーを守って、楽しく歩いてくださいね。

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