元普通の喫煙者というかニコチン中毒患者だった私は20年以上、一日30本約十六万本以上吸ったあげく、タバコがいらなくなった。タバコには300万円以上費やしたことになるし、ついでに買ったライター、ポッケロそして缶コーヒー、仁丹ほかの消臭剤の代金を含めると500万円以上費やしたと思う。まだ未成年のときに親父のタバコを盗んで吸ったのが見つかって殴られたこともあるし、火災警報機を鳴らしてしまったこともある。幸い火事を出したことはないが、有形無形の損害は測りようがない。また、税金が6割とすると、180万円の税金を吸わない人より余計に払ったことになる(四年前と一昨年で一部概算が違うのはお許しください)。これだけ、税金を納めたのだから、タバコについて意見を言っても、バチはあたるまい。
私の勤務先の病院は敷地内の完全禁煙化を目指している。というか、原則すでに敷地内は禁煙ということになっている。このことに関する記事を読み返して、これが3年前の記事だと思うと、情けない限りだ。昨晩も、病理にむちゃくちゃプレッシャーのかかるカンファレンスが終わって、ヘトヘトになったところでエレベーターで乗り合わせた職員がとてつもなくタバコ臭くて閉口した。
「敷地内禁煙」看板に偽りありである。
看板に偽りあり、というのは何においても、許せるものではない。
商売をやっている上で、ウソのものをあてがわれたらどんな気がするだろう。路上で客引きにあって、いってみたら言っていたのと違う、というだけで怒る人もいるわけだから、堂々と「当院は敷地内禁煙です」と張り紙を出しているのに、どこからともなくタバコの臭いがしてきたら、誰でも怒りたくなる。
そこで、元ニコチン中毒者として、現ニコチン中毒の人にも配慮した、敷地内禁煙を実施するための有効な方法を思いついたので、忘れないように記事にしておく。
「職員のタバコの敷地内へのタバコの持ち込み禁止」である。
こういうと、ニコチン中毒患者である喫煙者だったら、こういうだろう
「喫煙者にだって、吸う権利があるのに、それをどうしてくれる」
ニコチン中毒という病的状態を自ら引き延ばすことが、権利であるのかどうかはわからないが、敷地内で中学生よろしく隠れて吸う職員がいる状態では、その職員を中毒症から離脱させるためにも持ち込みを禁止すべきだ。
そして、どうしても、離脱したくない職員にはこう勧める。
「通勤時のタバコ所持、喫煙を禁止はしません。
出勤の際には敷地内に入るまでに必要な本数だけタバコを持参し、敷地内に入るまでに吸いきってください。終業後に近辺のタバコ店で購入して下さい。また、昼休みなどに敷地外で喫煙する場合は喫煙者同士で協同購入するなどして吸いきってください。5人なら4本ずつ吸えます。
ただし、近隣の喫煙施設等を十分確認し、路上喫煙、歩行喫煙で近隣住民に迷惑のかからないよう、ご注意ください。
なお、当院の禁煙外来は・・・(連絡先)・・・」
真のニコチン中毒者であれば、これくらい平気である。絶対にこうしてでも吸う。
一番おすすめなのは、心置きなくタバコを吸えるよう、喫煙者がお金を出し合って病院のすぐ近くに喫煙部屋を借りることである。仲間を募ってはいかがだろう。
私の勤務先の病院は敷地内の完全禁煙化を目指している。というか、原則すでに敷地内は禁煙ということになっている。このことに関する記事を読み返して、これが3年前の記事だと思うと、情けない限りだ。昨晩も、病理にむちゃくちゃプレッシャーのかかるカンファレンスが終わって、ヘトヘトになったところでエレベーターで乗り合わせた職員がとてつもなくタバコ臭くて閉口した。
「敷地内禁煙」看板に偽りありである。
看板に偽りあり、というのは何においても、許せるものではない。
商売をやっている上で、ウソのものをあてがわれたらどんな気がするだろう。路上で客引きにあって、いってみたら言っていたのと違う、というだけで怒る人もいるわけだから、堂々と「当院は敷地内禁煙です」と張り紙を出しているのに、どこからともなくタバコの臭いがしてきたら、誰でも怒りたくなる。
そこで、元ニコチン中毒者として、現ニコチン中毒の人にも配慮した、敷地内禁煙を実施するための有効な方法を思いついたので、忘れないように記事にしておく。
「職員のタバコの敷地内へのタバコの持ち込み禁止」である。
こういうと、ニコチン中毒患者である喫煙者だったら、こういうだろう
「喫煙者にだって、吸う権利があるのに、それをどうしてくれる」
ニコチン中毒という病的状態を自ら引き延ばすことが、権利であるのかどうかはわからないが、敷地内で中学生よろしく隠れて吸う職員がいる状態では、その職員を中毒症から離脱させるためにも持ち込みを禁止すべきだ。
そして、どうしても、離脱したくない職員にはこう勧める。
「通勤時のタバコ所持、喫煙を禁止はしません。
出勤の際には敷地内に入るまでに必要な本数だけタバコを持参し、敷地内に入るまでに吸いきってください。終業後に近辺のタバコ店で購入して下さい。また、昼休みなどに敷地外で喫煙する場合は喫煙者同士で協同購入するなどして吸いきってください。5人なら4本ずつ吸えます。
ただし、近隣の喫煙施設等を十分確認し、路上喫煙、歩行喫煙で近隣住民に迷惑のかからないよう、ご注意ください。
なお、当院の禁煙外来は・・・(連絡先)・・・」
真のニコチン中毒者であれば、これくらい平気である。絶対にこうしてでも吸う。
一番おすすめなのは、心置きなくタバコを吸えるよう、喫煙者がお金を出し合って病院のすぐ近くに喫煙部屋を借りることである。仲間を募ってはいかがだろう。