こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

私たちはこんなことをしていていいのだろうか

2012年06月26日 | 日々思うこと、考えること
中東では多くの子供の命が虫けらのように奪われ続けている。
巨大な隣国は宇宙へ、深海へと覇権を広めている。

日本では消費税が上がることになった。だが、政治家たちはいったい何を目指しているのかわからない。民主党が分裂といって、そこに理念、理想は見えてこない。
その消費税は何のために上げるのか。社会保障のために上げる部分も多い。
社会保障とは何に使うお金だろうか。
医療費はその多くを占める。

医療は税金の上に成り立っている産業である。
だが、医療で巨万の富を得る医者も多い。
医は算術か?と情けない気持ちになる話を聞くこともしばしばある。

医師不足は、医師全体の数が足りないのではない。
とくにここ最近、さまざまな意味で人気のある科に人が集まり、人気のない科には人は集まらない。

人気のない科の代表のような病理など、大都市ではまだ何とかやっているが、地方都市では崩壊寸前である。病気の診断、人の死因を解明する医者はどんどん減っている。

同じ地球上ですべては同時に起き、進行している。
はたして何が正しく、なにが間違っているのか。

私たちは何をなすべきか。

私たちは、いったい何をしているのだろうか。

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