こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

癒しの時間

2012年11月11日 | ガーデニング・菜園・花・緑

午後から雨になるというだけあって、今朝の朝焼けは美しかった。

昨日の大失敗から立ち直れず、心の中でふて腐れていた。
高三の息子は模試、娘はクラスの友達とスイーツ食べ放題に、妻はお友達とお出かけ。気持ちを切り替えようと思い立ち、冬の花で寄せ植えを作ることにして、私一人で近所の園芸店に向かった。
パンジー、ビオラを中心にして、2株500円のミニバラなどを買い込んだ。

植え始めた時には雨も降っておらず、鉢をならべて、あれこれ色合いや配置を考えながら楽しく植えた。
夕方になって降り始めた雨は、夜には土砂降りになった。
それでも、オーニングを出してその下で作業を続けた。

空いてしまったガーデンシクラメンの鉢や、ダメだと思っていたら元気になってきたカーネーションやキバナコスモスの鉢なんかも植えなおしたりした。

最近では、妻のお気に入り番組である日曜朝のNHKの趣味の園芸を見ているのだが、ああいうのは実際にやるとなると難しい。
それでも、土の大事さ、道具の大事さがわかってくる。

それに、土なんて手でつかんで入れたらいいなどと思っていたら、それだと指の間から土が漏れる。そんなこと、やっているうちにシャベルの大切さがわかってくる。

なにごともやってみなくっちゃわからない。

花一つ買ったり植えるにしても、今日、自分の意思で、手に持ってパンジーとビオラの違いがやっと分かったし、ミニバラとはいえバラを植えるのも初めてだった。

花より団子、花など植えたり、愛でたりしたところで一文にもならないが、心は十分癒やされた。
街角で見かけるフラワーポッドやプランターの花にも愛着を感じる。


地植え(この言葉を知ったのも、それほど昔のことではない)にしようと思っていたものは、雨のためさすがに植えることができなかった。帰ってきた妻には、「パンジーやビオラは増えるから、ちょっとつめすぎなじゃい?」と心配された。そういえば、新婚の頃、妻が寄せ植えをしたパンジーがフラワーポットのなかでぎゅうぎゅうづめになってしまったということがあったのを思い出されられた。
20年前の話だ。

まあ、それは、そのときに対処すればいい。2、3ヶ月のうちなら、植え替えも容易だろう。
なにごとも、結局のところ、自分で経験せねばわからない。

午後5時半にはもう真っ暗。楽しい時間はあっという間に過ぎてしまう。
それにしても、本当に日の暮れるのが早くなった。この先、ますます寒くもなるし、今年の土いじりもそろそろ終わり。あとは、枯らさぬように手入れをせねば。

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