こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

8の倍数の年もそろそろ終わり

2012年11月15日 | 日々思うこと、考えること
今、気になるコマーシャルといえば、ヱヴァンゲリオン新劇場版と養命酒だ。もう一つ、吉永小百合が出ているというJR東日本の鎌倉へ行こう!というコマーシャルというのがあるそうだが、残念ながらこれはまだみていない。
それはさておき、養命酒のコマーシャルによると、「女性は7の倍数、男性は8の倍数の年齢の時に節目を迎え、体に変化が訪れる」とのことだ。
8の倍数の年だったが、男性の48歳は顔にしわがより、白髪が増えやすくなり、疲れが抜けにくくなるそうだ。
私は、今48歳、来月には49歳になる。
たしかに疲れは抜けにくくなってきた。

そう考えるといよいよ、自分が人生の秋にいることを実感する。
先日、更年期障害ではないか、などとも考えたが、ようするに体に大きな変化が起きはじめているところなのだろう。
若いうちも、バスケの現役を引退した24歳というのは、国試の勉強があったという以外に、やっぱりしんどかったし、32歳の頃は父親となった頃。そして、『ガクッと来た』のが、40歳の頃だった。そして、48歳。どんな1年だっただろうか。

とはいえ、人間齢を重ねるのは皆同じ、そのことをはかなんだところで意味はない。

秋といえば、実りの秋。春、夏を通じて育んできたものが大きく実る季節だ。
私の人生の春、夏はどうだったであろう。育んできたものは、一体何か。
などと思ってみると、それなりに育んできたものも多少はあるようにも思える。
その育んできたもの、多少は社会の役に立っているような気がする。

そうだとすれば、ダメだった自分が負っていた、負債のようなものを少しだけ返済し始めることが出来るようになってきたとすれば、年をとって良かったといえよう。
年をとることでしか、返せないものもある。




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