こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

善意のお誘いと、応えられない私

2012年11月27日 | 日々思うこと、考えること
左膝の痛みでバスケができなくなって、かれこれ2年近くになる。あっという間だ。
毎年、この時期横浜市港北区の大会というのがあり、今年もお誘いいただいたのだが、走ることもままならないようではどうしようもない。
オフィシャルとか、手伝えることはあるのだが、それだけのために参加するという気力はでてこない。
大学のOBチームが主体の全日本医師バスケット大会、というのもあるのだが、これも同様の理由で不参加。こちらの方は、毎年必ずOBが生まれるので、ロートルは比較的早くから見切りを付けられていたのだが、それでも優しく誘ってくれる人もいる。

人からのお誘い、というもの様々なものがある。
多くは善意というか、自分の正しいと思っていることから発しているものがほとんどだろう。
この人を誘って何らかの目的に一緒に進んでいこう。というのが、お誘いである。

そういう意味では、バスケの試合にしても、今度の衆議院選挙の目を覆いたくなるような合従連衡劇も同じである。ただし、自分が入ってそこにいる人を押しのけてしまうような場合は最初から誘われないし、相手を陥れるのが目的である詐欺は本題からはずれる。

せっかくのお誘いというのを断るのは結構つらい。
本当は一緒にバスケを楽しんだり、選挙で勝って国政を牛耳ったりしたいのだが、様々な理由で一緒にやれない。
応えられない理由だって、千差万別だ。体調だったり、資金だったり、先約があったり。
すべてに参加していきたいけど、そんなことできない。こうして、趣味から仕事まで、無数の場面で誘って誘われて、くっつき離れる。
そして、断り続ければ去る者日々に疎し、忘れていかれる。
死ぬまで、こんなこと繰り返していきていくのだろうと思う。

私の場合、忘れられないように頑張ろう、というタイプではないので、友人は年々減っていっている。これはこれで、致し方ないことだ。


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