大ケガ、というほどではないのだけど妻が利き手の手首を痛めて不自由している。
年をとると、手首を痛めることが少なくない。私も一ヶ月ほど前にダンベルを持った時、同じところを痛め、しばらくの間痛かったので、辛抱強い妻が痛くて病院にまで行ったというのはよほどのことだろうと思う。私の場合、利き手の手首が痛くても、困ることはあまりない。カバンとか教科書のような重いものを持ち上げたりするのは反対側の手でやったらいい。利き手で持つのはせいぜい切り出しの時に使うナイフ。大抵は病理のガラス標本で、あとはキーボードを叩くだけなので、それほど深刻ではない。
治療は安静以外に基本的にない。一日でもじっとしていられたらいいのだろうけど、家事は待ってくれない。だから、私が「ちょっと、ゆっくりしていなよ」と言ったところで、気の毒なことに家事の手を休められることがない。主婦はそうそう安静にしていられないのだ。重いものを持ったり運んだりすることは気をつけて、なるべくしないようにしているみたいだけど、昨日も朝から洗濯だなんだとやっていた。
土曜日にヘトヘトになってしまった私がほぼ一日ぐったりしていたのとは大違いだ。流石に夕食は私と娘とで作ったが、それがせいぜい。
文句も言わずに黙々と家事をこなしてくれる妻には感謝するしかない。でも、今朝家を出る時、いたわる言葉も感謝の言葉も言い忘れてしまった。全く、いたらぬ夫で申し訳ないことだ。妻はこのブログは知っているけど読まないので、今夜帰ったらちゃんと感謝の気持ちを言葉にして言おうと思う。
ありがとうございます