「過去と他人は変えられない」このブログの中で何度も言ってきた。これってある意味処世術で、自分の願望を適当にぼやかすのにいいやり方だ。これから先のことが過去の上にあることは紛れも無い事だから、"ああ、あの時ああしておけば"なんて思い、過去を変えることができたらいいと思う。でもその過去があったから、今の自分がある。今の自分は果たしてそんなに酷いものなのか?否定しないで、褒めてみたらどうか?そんなことできない、なんて諦めないで一つだけでもいいところを見つけられないかな?そうしたら、そんないいところのある自分があるのはやっぱりそれなりの過去があるからだと考えられる。そうしたらこれまで灰色だった過去も少しは明るいものに変わって見える。
他人もそうだ。誰かにああして欲しい、こうして欲しいと、あれこれ自分のために何かさせようとするから、期待ハズレだった時にがっかりする。初めからなにか期待してはいけないのだ。仕事でだってそうだし、ましてや仕事外のことは余計にそうだ。他人には何も期待しないところから始めると、他人は変わってみえる。ただ、変わって見えたからって、自分に対して攻撃してくるような人は手がつけらない。変えてみようなどとは考えないで、まずは距離を置いて遠くから眺めているといいだろう。
こちらからみて、あちらからみる