南風が強く湿度も高い。
最近ではほとんど歩けなくなったマルチーズのコロを坂の下まで抱いてくだり、平らになったところで少し歩かせ、また家まで抱いて戻っただけでそこそこ汗ばんだ。
鎌倉駅前の通りには芙蓉が満開の花を咲かせていた。
この歩道は駅からの通学路で、いつもは学生があふれ、歩くのもひと苦労なのだが、夏休みのおかげで向かってくる人は誰もおらず、少しゆっくり眺めることができた。
若者の無邪気で罪のない行動というのに年長者はどう対応してよいかわからない。
厚労省の新型コロナ接触アプリCOCOAを久しぶりに開いたら、7月7日に31分感染者と接触したことになっていた。
使用開始から455日とかで、この間、接触はこれで2度目。
この日はウィークデイだったので、感染者が誰だったのかはわからない。
職場と家族に感染者は出ておらず、電車の中で隣り合わせた誰かが感染していたのだろうか。
昨日、小池都知事が「ずいぶん多い人数になり、周囲に感染者や濃厚接触接触がいて、身近な話になっていると思う」と述べたとのことで、気をつけるのも限界に近づきつつある。
東京都の新規感染者数は3万1878人で過去最高。
私の勤め先も臨戦体制で、とくに内科系の先生方はとても忙しそうだ。
厚労省の感染症情報のデータは興味深い。
感染者数は若い人が多く、重症者数は50〜80歳代の男が多い。
79歳とご高齢なだけに管理が心配だが、無事乗り切ってくれることを祈る。
トランプ前大統領が感染した時は大騒ぎだったのに、今回はそれほどでもないのは、世界中でコロナが身近なものとなってしまったものの、治療法がある程度確立されたからのように思う。
感染症は個々人の問題ではあるが、それは一気に世界情勢に直結するというリスクがある。
どうやってもコントロールできないまま、コロナとともに過ごす3年目の夏。
若者は動き回り感染を拡大させるがこれを止めることはできないし、経済も回したい。
では、どうしたらいいかという堂々巡りはまだしばらく続きそうだが、感染対策はもはやお上に任せていても仕方なく、自己責任でやるしかないのではないか。
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